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NeuLevel、“.biz”トップレベルドメインについて説明

2001年06月22日 21時41分更新

文● 編集部 中西祥智

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米NeuLevel(ニュー・レベル)社は22日、都内で記者説明会を開催し、“.biz”トップレベルドメインについての説明を行なった。

NeuLevelは、IPアドレスやドメイン名などの割り当てを行なうICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)の認可をうけたレジストリ(registry)。“.biz”ドメインの登録・削除などの作業を行なう。

“.biz”取得の概念図
“.biz”取得の概念図。レジストリであるNeuLevelの周囲にレジストラが連なり、“.biz”を取得するエンドユーザーやリセラーがその周りに存在する

“.biz”のレジストリはNeuLevel1社、ドメイン名の登録申請を受け付けるレジストラ(registrar)は約80社で、日本ではグローバルメディアオンライン(株)、(株)国際調達情報が登録申請を行なう。

NeuLevelバイスプレジデント リチャード・ティンダル氏NeuLevelバイスプレジデント リチャード・ティンダル氏

NeuLevelバイスプレジデントのリチャード・ティンダル(Richard Tindal)氏は“.biz”について「従来の“.com”は繁雑になりすぎており、純粋にビジネス用途だけのドメインとして、Eコマースなどのビジネスニーズを満たすために生まれた」としている。ICANNは2000年の11月16日(米国時間)に“.biz”を新しいTLD(トップレベルドメイン)として決定した。そのほかに“.info”や“.name”、“.pro”など、7つのTLDが採用されている。

ティンダル氏によると“.biz”は法人化した組織でなくとも取得できるという。現在何らかのビジネスに従事、あるいは将来そうする予定のある個人もしくは組織が対象になる。

また、ティンダル氏は“.biz”取得のスケジュールを解説した。それによると、“.biz”運用開始までは3つのフェーズに分けられる。

  • フェーズ1・・・・・・知的所有権(IP:Intellectual Property)請求サービス
  • フェーズ2・・・・・・ドメイン名の登録
  • フェーズ3・・・・・・ドメイン名の選択
“.biz”スケジュール
“.biz”取得からサービス開始までのスケジュール

フェーズ1では、組織の大小、商標登録の有無に関わらず、企業などは自社の知的所有権を申請できる。フェーズ2で実際にドメイン名の登録を行なうが、この段階では同一ドメインに複数の登録が行なわれてもかまわない。ただし、フェーズ1で知的所有権を申請した企業が存在する場合は、その旨をNeuLevelが通知する。そしてフェーズ3で、複数の登録があるドメイン名は、NeuLevelがランダムに選択して取得者を決定する。選択されなかった申請者が不服を申し立て、かつフェーズ1での申請を行なっている場合は、そのドメイン名は30日間凍結し、その間に法的手続きなどで紛争を解決する。

ドメイン名取得についての調停はNeuLevel自体は行なわない。ティンダル氏は「たとえばunited.bizというドメイン名に関して、ユナイテッド何々という商標を登録している企業は数多くあり、その正当性を判断するのはNeuLevelでは難しい」ためだとしている。

“.biz”ドメインは10月1日に運用開始する予定。10月1日以降の“.biz”ドメイン取得は「First come、first served」、つまり申請順に登録することになるが、その段階でも、紛争解決のための枠組みは用意するという。NeuLevelでは運用開始時点でのドメイン数を、200万から300万サイトと予想している。

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