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クラスタソフトをリリース

米Compaq、Linuxイニシアティブを発表

2001年06月22日 20時16分更新

文● 編集部

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米Compaq Computerは18日、従来のオープンソース・コミュニティへの取組みをベースに、新たに6つの戦略的Linuxイニシアティブを発表した。主な内容は以下のとおり。

  1. ProLiantサーバ上でBeowulfクラスタを提供
  2. 米OracleのLinuxラボ参画等によるLinuxソリューション開発の拡大
  3. 「Linux and Tru64 UNIX Affinity Program」の提供
  4. SSI(シングル・システム・イメージ)クラスタソフトのリリース
  5. Linuxシステムエンジニアの育成と認定
  6. 企業に向けLinuxソリューションの強化

“SSI”クラスタソフト

なかでも大きな特長として、複数のサーバを単一サーバのように見せかける、“SSI(シングル・システム・イメージ)”クラスタソフトのリリースという点が挙げられる。これにより、ロードバランシング、サーバの拡張/削減、シングル・パスワードによるサインオン、ソフトウェアのアップグレード、アプリケーションへのアクセスなど共通のシステムタスクが簡素化される。

最初に基盤部分をリリースし、その後、SSIソフトウェア全体をリリースするという。


米Compaq Computerは今回の発表により、エンタープライズ分野でのLinuxソリューションを全世界的に拡大していくことを宣言した。

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