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ST6E-RAID/ST6E

ST6E-RAID/ST6E

2001年06月21日 21時09分更新

文● 佐久間

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 (株)バーテックスリンクは、白いPCB(メイン基板)を採用し、次世代PentiumIII(コードネームTualatin)を搭載可能と言われる新ソケット「FC-PGA2」対応のPentiumIII/Celeron用Abit製マザーボード「ST6E-RAID」「ST6E」を発表、7月10日より発売開始する。従来のメイン基板は緑や黄土色が多かったが、最近になって赤や青、ピンクといった派手な色のマザーボードも増えてきており、今回のモデルはバーテックスリンクの企画提案をAbitが実現したものだという。

ST6E-RAID
ホワイトチョコのような、見るものに驚愕(というか“どインパクト”)を与える白いマザーボード「ST6E-RAID」。こちらはRAID機能付き。

 「ABIT CASPER(アビット キャスパー)」という愛称が付けられたST6E-RAID、ST6Eは、Tualatin対応と言われる最新チップセット「i815E B-Step」を採用したMicroATXマザーボード。0.13μmプロセス、1.2V信号を必要とする新PentiumIII(FC-PGA2)に対応するほか、従来のSocket370(FC-PGA)用Celeron/PentiumIIIも搭載可能。
 両モデル共通で、メモリソケットは168ピンDIMM×3(最大512MB)、拡張スロットはAGP×1/PCI×6/CNR×1、USB×2(+2ポートをオプションのケーブルで増設可能)、UltraATA/100のIDEポートを2つ標準装備している。さらに、ST6E-RAIDではHigh Point製IDE RAIDチップ「HPT370」をオンボードに搭載し、UltraATA/100対応のIDE RAID(RAID 0/1/0+1)ポートを2つ、最大4台のHDDを接続可能になっている。
 システムクロックは50~250MHzまで1MHz刻み、コア電圧は1.05~1.825Vまで0.025V刻み、CPU倍率は2.0~12.0倍までが0.5倍刻み、12~16倍が1倍刻みでそれぞれ設定可能。FSB速度比率もCPU:メモリ:PCIを2:3:1/3:3:1/4:3:1/4:4:1という4パターンに設定できる。
 価格はいずれもオープンプライス。予想実売価格はST6E-RAIDが2万1000円前後、ST6Eが1万8000円前後と見られる。

(株)バーテックスリンク
問い合わせ先 PCプラットフォーム製品主管部 03-5259-5129



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