番外編I
~メモリのバックアップに使える便利グッズたち~
携帯電話のメモリデータをバックアップできるのは、なにも携帯メモリ編集ソフトだけではない。ここでは、便利グッズをいくつか紹介していこう。
基本項目のバックアップならおまかせ!
「携帯プチ Ver.2」
ただのキーホルダーのように見えて、実は携帯メモリの読み込みと保存、書き戻しができるグッズ。リチウム電池(CR2016)2個を使用する。 |
拡張項目を読み書きできる機種もあるが、残念ながらほとんどの機種では基本項目(グループ番号、グループ名称、メモリ番号、氏名、電話番号)だけが対象となる。しかし、イチからデータ入力することを考えれば、基本項目だけでも退避させておき、いざという時に復活できるのはありがたい。万がいちHDDがクラッシュしてしまった場合に備えて、ひとつ持っておくのもいいかも。
写真のようにコネクタに直接差し込む。右が読み込みボタン、左が書き込みボタンだ。 |
製品名 | 携帯プチ Ver.2 |
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価格 | オープンプライス(同社のインターネット通販では3654円で販売) |
発売元 | (株)プロスペック |
問い合わせ先 | 03-3982-7703 |
URL | http://www.prospec.co.jp/ |
ドコモ端末でも実は使えた!?
「メルパレット」
メモリ編集機能のほかに、インターネットメール機能も使えるauの「メルパレット」は、キャリアを問わずに使える優れもの。左下にコネクタが格納されている。 |
本来、メルパレットは、auの携帯電話同士で文字メッセージをやりとりする「プチメール」のメールを作成し、プチメール対応携帯電話に転送する機能がウリだが、そのほかにメモリダイヤル編集機能や、POPとSMTPを利用したインターネットメールの送受信機能(通信速度は9600bps)を搭載している。当然、他キャリアではプチメールの送受信はできないが、それ以外の機能はまったく問題なく使える。
メモリダイヤルの編集機能で読み書きできる項目は、メモリ番号、名前、フリガナ、電話番号のみで、グループや拡張項目は対応していないが、キャリアの乗り換え時にも使えるというメリットがある。
起動するとラッコが表れて、メニュー表示してくれる。ちなみにカバーは写真ではピンクだが、ブルーとオレンジを同梱し、好きな色に変えられる。 |
現在は、KDDIの関東・中部のみで取り扱っており、auの関東・中部地区の両Webサイト上にあるオンラインショップで購入できる。
製品名 | メルパレット |
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価格 | オープンプライス(実売価格3800円) |
発売元 | KDDI |
表示 | 320×80ドット、モノクロ液晶 |
電池 | 単3アルカリ電池×2本 |
連続動作時間 | 連続表示時間45時間、連続通信時間17時間 (単3アルカリ使用時) |
サイズ | 154(W)×97(D)×21(H)mm |
重量 | 約224g(電池2本含む) |
メールアドレス帳登録件数 | 最大300件 |
携帯電話電話帳登録件数 | 最大500件 |