このページの本文へ

凸版印刷と日本テレコム、ADSL向けにCD-ROMコンテンツの配信実験

2001年06月13日 19時11分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

凸版印刷(株)と日本テレコム(株)は13日、ADSLインターネット接続サービスのユーザーを対象にしたCD-ROMコンテンツの配信実験を7月9日に開始すると発表した。実験のモニターは、日本テレコムが提供するインターネット接続サービス“ODN”のDSLユーザーから募集。募集期間は、14日から26日まで。実験の実施期間は、7月9日から8月20日までの43日間。

実験サービスの概要は、現在CD-ROMを媒体に流通しているマルチメディアコンテンツをDSLユーザーに配信するというもので、名称が“ROM-Bitway(仮称)”。実験の対象地域は首都圏近郊。実験サービスの利用料金は無料。実験期間中は、“ROM-Bitway実験モール事務局”がモニターのDSLユーザーにアンケート調査を実施する予定。CD-ROMタイトルの配信技術には、米MediaStation社が開発した“Media Remote Technology”をベースに、凸版印刷が日本向けにカスタマイズしたものを採用。仮想CD-ROMドライバーを作成することで、ユーザーは自分のパソコンで実際のCD-ROMを読み込んでいるような操作感を得られるという。同実験には、日本国内のコンテンツ制作会社10社が参加し、ゲーム/教育関連の40タイトルを用意。両社は、同実験でブロードバンド対応のコンテンツ配信事業のマーケティング/技術/運用などを検証するとしている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン