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Caplio RR10

Caplio RR10

2001年06月12日 17時17分更新

文● 行正

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 (株)リコーは、スリムなボディと充電器付きクレードル、MP3再生機能などを備えた211万画素デジタルカメラ「Caplio RR10」を発表した。

「携帯電話をイメージした」というスリムなデザインをで採用した「Caplio RR10」。

 Caplio(キャプリオ) RR10は、1/2.8インチ211万画素原色CCDと、f=5.9~11.8(35mmフィルムカメラ換算38~76mm)、F2.8~3.8の光学3倍ズームレンズを搭載。記録画素数は1600×1200/1280×960/640×480ドットで、記録メディアはSDカード。8MBメディアが付属し、最大64MBメディアに対応。本体背面には1.5インチ低温ポリシリコンTFT液晶モニタを装備するが、光学ファインダは搭載しない。
 静止画撮影モードとしてモノクロの「文字モード」を持つほか、320×240ドットの「動画モード」(Motion JPEG準拠)、音声メモ(WAV形式)機能などを備える。8MBメディアを使用した場合、動画は約37秒、音声メモは約291秒の録音が可能。バッテリは専用リチウムイオンバッテリを採用し、連続撮影で約50分、連続再生(画像表示)で約80分、MP3連続再生で約120分の利用が可能。



本体は縦でも横でも使いやすい形状となっている。本体がシルバーのみみのモデルのほか、オレンジとブルーのモデルも用意される。

 USBインターフェイスでPCに接続した付属クレードルにRR10を置き、クレードルのボタンを押すだけで画像転送ソフトが起動してPCに画像を自動転送されるほか、クレードルに付属ACアダプタを接続しておけばRR10を置くだけでカメラ内の充電池が充電される。付属ソフトはWindows 98/Me/2000、Mac OS 8.6~9.1対応。MP3再生はサンプリングレート44.1kHz、ビットレート96kbpsで、著作権保護機能を備える付属ソフトをPCにインストールし、クレードル経由でRR10に転送する。
 本体サイズは116.8(W)×29.5(D)×53.8(H)mm、重量は約172g。
 価格はオープンプライスで、実売想定価格は6万円前後。7月中旬発売の予定。



Caplioブランドのイメージキャプチャリングデバイスは、従来のビジネスユース中心のRDCシリーズから、パーソナル向けに広く展開するという。

 なお、同社の従来までのデジタルカメラ(同社の名称では「イメージキャプチャリングデバイス」)「RDCシリーズ」がビジネス向けというイメージが強かったことから、このモデルよりCaplioをイメージキャプチャリングデバイスのブランド名とし、大きくパーソナル向けを謳うとのこと。これに伴い、同社従来製品のRDC-i500もCaplioという名称となる。

(株)リコー
045-477-1708



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