富士通(株)は7日、同社のIA(Intel Architecture)サーバー『PRIMERGY(プライマジー) 6000』に、Pentium III-1BGHz/933MHz/800EBMHzを採用した4機種30モデルの販売を同日付けで開始すると発表した。
『PRIMERGY 6000』は、ブロードバンドネットワークに対応したサーバーで、インターネット環境での利用に必要な機能を搭載する。同社の『Kシリーズ』や『GRANPOWER6000シリーズ』の業務プログラム資産も動作する。
『PRIMERGY 6000』 |
同製品上で構築されたCOBOLアプリケーションプログラム(既存の基幹業務システムなど)と、同製品上で構築されたJavaアプリケーションプログラム(ウェブシステムなど)の間のデータ連携を可能にするソフトウェア『ASP V17 MOM(Message Oriented Middleware)-J』も提供する。UNIXプラットフォームをWindows用のファイルサーバーとして運用できる機能『Samba』を同製品に移植し、『ASP V17 PCファイルサーバ』として提供する。
価格は、Pentium III-800EBMHzを搭載した『PRIMERGY 6310』が155万円から、Pentium III-933MHz/800EBMHzを搭載した『PRIMERGY 6510』が259万円から、Pentium III-1BGHzを搭載した『PRIMERGY 6710』が630万円から、『ASP V17 MOM-J』が56万円、『ASV V17 PCファイルサーバ』が24万円となる。いずれも19日から出荷する。8月初旬に出荷する『PRIMERGY 6910』の価格は1960万円からとなる。