ソニーマーケティング(株)は5日、デジタルフォトプリンターの新製品として、CD-R/RWドライブ内蔵の『DPP-SV88』と、液晶ディスプレー内蔵の『DPP-SV77』を発表した。販売開始は、DPP-SV88が8月1日で、DPP-SV77は7月10日。価格はオープン(市場予想価格は、DPP-SV88が8万円前後、DPP-SV77が6万円前後)。
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| デジタルフォトプリンター『DPP-SV88』(左)と『DPP-SV77』(右) |
『DPP-SV88』は、メモリースティックスロットを搭載し、デジタルカメラで撮影した画像を印刷できるデジタルフォトプリンター。書き込みがCD-R8倍速/RW4倍速の24倍速CD-R/RWドライブを内蔵するため、メモリースティックに記録した画像を、CD-RやCD-RWにフォトアルバムとして保存できる(ライティングソフトとして『PacketMan』を搭載)。PCカードスロットとUSB端子を装備しており、パソコンとの接続も可能。パソコンからの読み書きにはメモリースティックとPCカードは対応しているが、 CD-R/RWは対応していない。同梱するプリンタードライバーソフトの対応OSは、Windows98/98SE/Me/2000、Mac OS 8.5.1/8.6/9.0/9.1。
また、ビデオ入出力端子を装備し、フォトアルバムに保存した画像を付属のリモコンで選択し、テレビに表示できる。本体サイズは幅280×奥行き267×高さ84mmで、重量は約2.5kg。消費電力は107W。
『DPP-SV77』は、メモリースティックスロットと3.2インチSTNカラー液晶ディスプレーを搭載したデジタルフォトプリンター。液晶ディスプレーにはタッチパネルが搭載され、撮影画像に対して加工/編集が可能。細かい作業を行なえるようにタッチペンも付属する。画像の拡大/縮小、手書き入力、テキスト入力、スタンプ画像の挿入を行なえるという。本体サイズは幅242×奥行き267×高さ87mmで、重量は約3kg。USBポートとPCカードスロットを装備する。消費電力は107W。対応OSは、Windows98/98SE/Me/2000、Mac OS 8.5.1/8.6/9.0/9.1。
両機種とも、昇華型熱転写方式を採用し、解像度は403×403dpiで1677万色の印刷が可能。耐水性/耐光性/保存性に優れたスーパーコート紙にも印刷できる。ポストカード/カレンダー/インデックスプリント/分割写真/シールプリント/ネームラベルなどを印刷できる“クリエイティブ機能”と、画像の色調/輝度/彩度などを自動補正する“オートファインプリント2機能”を搭載する。印刷速度は、スモールサイズプリントで60秒。
