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FNJなど、3MbpsのWLLサービスを首都圏から本格展開

2001年06月04日 19時20分更新

文● 編集部

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(株)ファミリーネット・ジャパン(FNJ)、(株)エヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME)、(株)大京、ワイヤレスインターネット(株)は4日、4社が協力し、FNJが運営するインターネット接続サービス“サイバーホーム”の新メニューとして、インターネットマンションの周辺住宅向けに、通信速度が最大3Mbpsの“ブロードバンド無線(BWLL:Broadband Wireless Local Loop)サービス”を開始すると発表した。

今回3Mbps BWLLサービスを提供するのは、大京グループの『ライオンズマンション南青山グランフォート』(東京都港区)の周辺地域。8日から申し込みを受け付け、7月に提供を開始する予定。料金は月額5280円で、加入料3万5000円と子機工事料金が別途必要となる。従来の1Mbps BWLLサービスについても、首都圏12地域にエリアを拡大し、月額料金を1000円値下げし3980円で提供する(加入料は2万5000円)。両サービスともに、エリアごとの申し込み希望者の中から先着50名に、最長3ヵ月間の無料試供期間を設定する。

BWLLサービスは、ブロードバンドサービスの提供を受けるているマンションなどの屋上に無線基地を設け、周辺住宅にも同サービスを提供するマイクロエリア方式を採用する。ユーザー側の子機は、通常屋外に設置するアンテナ、屋内に設置する子機本体、両者を接続するケーブルで構成される。子機とパソコンは10BASE-Tのケーブルで接続する。サービスエリアは、大京グループのマンションを中心とした半径400mのエリアで、実需があり、電波環境の良い地域としており、順次拡大していく予定。具体的なエリアは、FNJのホームページに掲載する。

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