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静音ケース“サイレントマスター”がバージョンアップ!

2001年06月02日 22時25分更新

文● 小磯

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 3月の発売以来アキバの静音ブームにのって話題となっているPCケース“サイレントマスター”がバージョンアップ。“Ver.3.0”となった「JC-2101SA」のサンプルを高速電脳が展示中だ。
 一見したところでは従来製品「JC-2100SA」とほとんど区別がつかないが、以下のような追加/変更箇所がある。



  • アルミの肉厚を1.5mmから2mmへ変更
  • 電源ユニット用ステイを変更し、ほぼすべての電源に対応
  • 側面と前面に加え、天板にも“内部防音ゲル”を装着
  • 外付けの電源ユニット用サイレンサが付属
  • ショックアブソーバを簡易ステイ化
  • 専用万能ステイを装備
  • 電源ボタンをアルミ製に変更
  • LEDを3つから4つに変更
側面

 まずケースとしては骨格となるアルミ板が分厚くなり、安定感が増した。また、ケース内部用ファンを装備する電源(ENERMAX製など)を搭載できなかった従来型電源ステイを変更。これによりほぼすべての電源に対応した。性能面では、内部防音ゲルを用いた外付けの電源ユニット用サイレンサが付属し、さらなる静音化をはかっている点や、ショックアブソーバに簡易的なステイを装備して5インチドライブを取り付けやすくした点、ケース内の給排気に配慮できるよう着脱可能な万能ステイを備えた点が目を引く。



電源ステイ
内部用ファンを使用不可能にしていた電源ステイ部が変更になっている
専用万能ステイ
先週発売となった万能ステイ「PM-CAS」のカスタムバージョンとも言えるステイ。HDDも搭載しようと思えば搭載可能だ
簡易ステイと天板
ショックアブソーバに簡易ステイが付いたため、ドライブを増設しやすくなっている。なお、ごらんのように天板にもゲルが貼られているのが確認できる
電源ボタン
電源ボタンもアルミ化された。また、LEDの数が4つに増え、形も変わっている
サイレンサ
電源ユニット用サイレンサ。内部には防音ゲルが貼られている
サイレンサ装着
サイレンサを付けてみる

 一方で、軟性ゲル製インシュレータ「V-Chip」や絶縁ワッシャーが不要な絶縁体製マザーボード固定用ビスナット「ScNut」が付属するのはこれまでどおりで、ドライブの数などに変更はない。Ver.3.0は、基本的な仕様はそのままに完成度を上げたものだと言えるだろう。価格は従来どおり3万9800円で、18日頃から販売開始となる予定。

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