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カノープス、GeForce3搭載ビデオカード『SPECTRA X20』を発表

2001年06月01日 22時59分更新

文● デジタルバイヤー編集部

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カノープス(株)は1日、米NVIDIA社の最新2D/3Dビデオチップ『GeForce3』(コードネームNV20)を搭載した“SPECTRAシリーズ”の最新モデル『SPECTRA X20』を発表した。7月上旬に発売する。価格はオープンで、予想店頭価格は7万円前後。

『SPECTRA X20』(基板)
従来の数字4桁が付く製品名とは異なる新シリーズの第1弾『SPECTRA X20』。独自設計の基板に新冷却システムを採用する

『SPECTRA X20』は、ビデオメモリーにDDR SDRAM64MBを搭載するSPECTRAシリーズのハイエンドモデル。ビデオチップ(DAC)からのアナログ信号を、メイン基板とは別の基板で出力する“SSH(Canopus Signal Super Highway)”や、ディスプレーの特性に合わせて調整可能なアナログ信号フィルター“DFS(Dual Filter System)”など従来製品『SPECTRA 8800』で採用しているアーキテクチャーを継承するほか、2方向に吹き出し口を持つ冷却ファン“Firebird G2”と銅製プレート“インタークーラーブレード”によりビデオチップとメモリーを冷却するシステムを採用したのが特徴。また、パソコンのスタンバイモードで誤ってビデオカードの抜き差しを行なわないように、通電状態を示すLEDを基板上に追加している。

通電中を示すLED
通電中を示すLEDは外部電源端子のそばに設けられている

付属ソフトは、WinDVDの再生エンジンを搭載したDVD-Video対応マルチメディアプレーヤー『MEDIACRUISE』、ガンマやオーバーレイ画面の色味を調整できる『SPECTRAユーティリティ』など。対応OSはWindows 98 SE/Me/NT 4.0/2000。

『MEDIACRUISE』
『MEDIACRUISE』(DVD再生時)

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