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韓国Zalman Tech、今度はビデオチップ用のユニークなヒートシンク

2001年06月01日 20時32分更新

文● 小板

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ZM17CU

 放射状フィンですっかりお馴染みとなった韓国Zalman Techから、今度はビデオチップ用のヒートシンクが登場した。
 この製品は、一部のショップにサンプル品が入荷していたこともあり、どこかで見たことのある読者もいるかもしれないが、正式にショップで販売されるのは今回がはじめてだ。


 店頭で確認できたのはシルバーの「ZM55V」とゴールドの「ZM17CU」。どちらの製品も数枚の薄いフィンが写真のように水平方向に伸びている。

ZM55V
ZM55V

 同社のヒートシンクやクーラーは、フィンを扇状に広げるなどして熱伝導性に配慮した製品が多いが、この製品はビデオカードをスロットに装着したときに、フィンが他のカードと干渉しないよう水平方向に逃がす手法をとったと考えられる。また、ヒートシンクの土台を見てみると、フィンを1枚1枚挟み込んで圧着させたかのような形になっており目をひく。フィン自体の長さは、シルバーのZM55Vが112mm、ZM17CUが125mmとZM17CUの方が長い。



ZM55V

 注意しなければならないのは同梱品。両製品ともヒートシンク本体以外には注射器型のグリス(と思われる)が入っているだけだ。「ZM55V」の装着方法をホームページで確認してみると、ラバークリップを用い、ヒートシンク底面のシールを剥がしてビデオチップに装着するといった説明が見られるのだが、ショップで販売されているボックスには、それらの製ラバークリップは同梱されていない。同梱されているグリスは接着グリスではないかと思われたが詳細は不明だ。なお、ホームページではZALMAN's FB165(VGA Cooler)を一緒に使うことを推奨している。
 販売を開始したのは、高速電脳とCUSTOM。ZM17CUが高速電脳で3500円、CUSTOMで3480円。ZM55VがCUSTOMで1980円。



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