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三洋電機、コンパクトな200万画素デジカメ『DSC-MZ1』を発表

2001年05月30日 23時14分更新

文● デジタルバイヤー編集部

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三洋電機(株)は30日、独特の色再現/高画質化技術により300万画素相当の記録が可能な動画対応の200万画素デジタルカメラ『DSC-MZ1』を発表した。価格は6万8000円で、6月22日に発売する。

『DSC-MZ1(S)』
シルバーメタリックのボディーとなった“動画デジカメ”(愛称)の『DSC-MZ1(S)』

『DSC-MZ1』は、1/1.8インチの200万画素原色CCD『VPmixCCD』とf=7.25~20.3mm(35mmフィルムカメラ換算:35~98mm)、F2.8~4.8の光学2.8倍ズームレンズを搭載。『VPmixCCD』は、動画の高画質化を図る独自の垂直画素混合技術“VPmix(Virtual Pixel Mixture)”を採用しており、毎秒15フレームの動画撮影時に機能する。レンズは沈胴式で、非球面レンズを含む5群7枚構成。マクロ撮影は最短10cm。1.8インチ低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレーと光学ファインダーを装備する。

新開発の画像処理用システムLSI『HRGP II(Hyper RISC Graphic Processor II)』を搭載し、画素補間による300万画素記録“ピクトライズ300”のほか、RGBそれぞれのカラーバランスを調整する“リアルカラーイコライザ”機能により自然な色あいの再現が可能。高速で明暗2枚の画像を連写し、合成処理することにより明るい部分から暗い部分まで“とび”や“つぶれ”のない広いダイナミックレンジを得る“ワイドレンジショット”機能も備える。

記録画素数は2000×1496/1600×1200/640×480ドット、記録媒体はCF TypeII(マイクロドライブ対応)。動画記録も可能で、640×480/320×240/160×120ドットの画像を、毎秒15フレームもしくは30フレーム(VGA除く)で記録可能。また、毎秒10コマで最大15コマの連写機能(1600×1200ドット時)を装備する。記録画像はDPOFおよびPRINT Image Matching に対応する。動画に対しては、部分カットやジョイントなどの簡易編集が行なえる。再生時にはジョグダイヤルによる操作も可能。

電源は単3×2本で、ニッケル水素充電池と充電器が付属する。電池駆動により、液晶OFFでの撮影は約640枚、液晶ONでの撮影は約180枚、約80分の再生が可能。インターフェースはUSBおよびAV出力。 本体サイズは幅106×奥行き41×高さ63mm、重量は約230g。パッケージにはUSBケーブルと各種ソフトウェアを収録したCD-ROMが同梱される。オプションとして、動画編集ソフト『QuickTime 4.1 PRO』『Adobe Premiere 5.1 LE』『Ulead VideoStudio5 SE Basic』や、パノラマ合成ソフト『パノラマブティック・ライト』などをバンドルしたパソコン接続キット『PCK-MZ1』(1万5000円)を用意する。

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