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Serious Sam

Serious Sam

2001年05月30日 15時39分更新

文● Duke内田

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もちろん、マルチプレイにも対応
とりあえず武器撃っとけって!!

画面分割によるマルチプレイモード。Celeron-700MHz、メモリ192MB、Voodoo5 5500(1024×768ドット/6万色表示)程度のマシンだと、やや重め。キーコンフィグをそれぞれのプレイヤー用に設定できるが、マウスは1PCに1個しか認識できないので、キーボード&マウス+ゲームパッド/ジョイスティック×3、といった環境が最適か。
 マルチプレイは、TCP/IPによるインターネット/LANでの対戦プレイのほか、画面を分割表示して1台のPCで最大4人のプレイヤーが対戦できる「SPLIT SCREEN」モードを搭載。コンシューマゲーム機のように、部屋に友達と集まって手軽にマルチプレイ、という遊び方ができる。マルチプレイ専用のゲームモードとしては、プレイヤーキャラを倒した人数(フラグ)を競う「Death Match-Fragmatch」、相手を倒したり(生き残っている時間が長くなればなるほど、個々のキャラが持つ「スコア評価」が上昇する)、落ちているアイテムを拾うことで加算されるスコアを競う「Death Match-Scorematch」、そして複数人で協力してシナリオを進めていく「Cooperative」の3種類が用意されている。



Serious Samは何しろエイリアンの同時出現数が多い! 満タン500発のマシンガンが、戦闘がひと区切り着くまでに弾倉が空になる、なんてことも……。「どの順番で(効果的な)武器を使っていくか」も攻略のポイントか!?
 Serious Samの大きな特徴のひとつは、Serious Engineの特性を活かした「敵がやたらと多い」ことだ。これまでのFPSゲームにも、雑魚キャラがワラワラと出てくるのが特徴、というソフトはいくつかあったが(比較的最近のものでは「KISS Psyco Circus」)、本作はそういった過去の作品を上回るワラワラ具合だ。しかもワラワラ出てくる敵キャラは、小型のモンスターや人間型だけにとどまらず、人間よりひと回り大きい骸骨タイプや見上げるほど大型のメカもかなりの数で襲いかかってくる。この大量の敵キャラをピストル、ショットガン、マシンガンからガトリング砲やロケットランチャーなどでバンバン吹き飛ばしながら先に進んでいくのが気分爽快! というゲームなのだが……ゲームの難易度を上げるととにかくこれでもかというぐらい敵が出現するので、爽快を通り越して文字どおり「地獄」な有様に。強烈な威力の武器を連射して敵をなぎ倒すのは非常にキモチイイのだが、強力な武器は弾薬数が意外にシビアなので、あまり快感に酔っていると後々苦労することになる(1階の戦闘でマシンガンとロケットランチャーの弾薬がゼロになる、ということも珍しくない)。また、最近のゲームにしては珍しく、ハイスコア集計を含むスコアシステムが搭載されており、ネットワーク対戦だけでなく、スコアアタックでほかのプレイヤーと競う、というのもおもしろいだろう。

 重厚なシナリオや多彩なアドベンチャー要素など、最近のアクションシューティングはひと昔前に比べると凝った作りになっているものが多い。しかしその一方で、「Doom」を筆頭とする古きよき時代のアクションシューティングが持っていた「爽快感」は失われがちになっていたのかもしれない。しかしそんな作品が増加する中、クロアチア発の本作では「戦術、戦略不要の派手なドンパチ」がひたすら繰り広げられる。難しいことを考えず、とにかくブッ放して前に進め!


開発元 Gathering of Developers/Croteam
発売元 (株)P&A
問い合わせ先 042-525-9501
価格 5800円(6月8日発売予定)
対応OS Windows 95/98/Me/2000
CPU PentiumII-300MHz以上(PentiumIII-550MHz以上を推奨)
メモリ 96MB以上(128MB以上を推奨)
ビデオ 640×480ドット以上/6万色以上(OpenGL、Voodoo1/2対応、32MB以上のビデオメモリを持つカードを推奨)
HDD 500MB以上+スワップファイル用200MB以上
CD-ROM 4倍速以上(起動時必須)
マルチプレイ インターネットおよびLANでの通信対戦(TCP/IP)、2~4画面分割による対戦

P&A主催 プレス対抗デスマッチ開催!
読者プレゼントゲットしました……が。

P&A名物「新作発表会&プレス対抗デスマッチ大会」。最近某アリスでハァハァ言ってたDuke内田は、はっきり言って腕ナマりまくりです……。
 さて、去る5月25日、シングルもマルチも「ストレートに熱い」本作の発売を記念し、日本での発売元であるP&Aが、恒例のプレス対抗デスマッチトーナメントを開催した。今回の優勝賞品はなんとエルザジャパン提供の「GeForce3搭載ビデオカード」 スゴイぜ!

 本誌からはワタクシDuke内田が例によって参戦。宿敵PlayOnline亡き今、絶対優勝! と思ったのだが……なんと、NTT PCコミュニケーション、DOS/V Power Reportに敗れ、3位と振るわず。優勝のNTT PCコミュニケーションが賞品ゲットを辞退したため、優勝賞品はPower Reportの手に……。読者の皆様、ゴメンナサイ。GeForce3ではなかったけど、2位賞品のエルザジャパン「GLADIAC 511」(GeForce2 MX 400搭載)をゲットしてまいりました!! でもやっぱり悔しいなぁ……。

 というわけで、読者プレゼントを募集いたします。今回の賞品は以下のとおり。

  1. エルザジャパン「GLADIAC 511」……1名様
  2. PCゲーム「KISS Psycho Circus」……1名様
  3. P&Aロゴ入りTシャツ(サイズ:LL)……1名様
  4. P&Aロゴ入りウェストポーチ……1名様

 プレゼント希望の方は、メールのサブジェクト(タイトル)に「P&A対戦大会戦利品プレゼント希望」と明記し、本文に、ご希望のプレゼント番号、名前、住所、電話番号、年齢、職業、デジタルバイヤーへのご意見、ご感想を記入の上、digitalbuyer@ascii24.comまでご送付ください。締め切りは6月6日午後6時。※多数のご応募ありがとうございました。当選者発表は6月8日に本サイトにて行います。



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