メトロワークス(株)は29日、Palm OS搭載のPDA向け統合アプリケーション開発環境『CodeWarrior for Palm OS Platform日本語版バージョン7』と、『同 アカデミック版』を6月8日に発売すると発表した。価格はバージョン7が4万9800円、アカデミック版が1万9800円。
『Palm OS Constructor』 |
『CodeWarrior for Palm 7J』は、Palm OS上で動作するアプリケーションのための開発ツールで、Windows Me/98/2000/NT 4.0またはMac OS 8.6以降をホストとして動作する。対応言語はC/C++。GUIベースの統合開発環境となっており、ドラッグ&ドロップでGUIをビジュアルに設計可能なGUIレイアウトツール『Palm OS Constructor』や、エディター、プロジェクトマネージャー、C/C++コンパイラー、デバッガー、Palm OSエミュレーター、Palm OSシミュレーターなど、Palm OSアプリケーションの開発に必要なツールを収録する。最新のPalm OS SDK Version4.0に対応するほか、ソニーが提供するCLIE用のSDKが付属するため、CLIE独自の機能を利用したアプリケーションの開発も行なえる。
デバッガー |
対応機種はWindows Windows 98/Me/NT 4.0/2000を搭載したIBM PC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。またはMac OS 8.6/9/9.1を搭載したPower Macintosh。
『CodeWarrior for Palm OS Platform日本語版バージョン7』 |
既存製品の登録ユーザーは、優待価格でアップグレードできる。優待価格は『CodeWarrior for Palm Release7 英語版』からが1万円で、それ以外のバージョンからは2万8000円。
同社は併せて、プログラミング学習キットの『CodeWarrior Learning Edition(コードウォーリア ラーニング エディション) for Mac OS日本語版バージョン2.0』を6月8日に、『CodeWarrior for Hitachi SuperHバージョン2.0J』と『CodeWarrior for Solution Platform/SH-4 Edition』を6月1日に発売すると発表した。価格は学習キットが2万8000円、SuperH 2.0Jが1ライセンス36万円、SH-4が69万8000円。