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Adaptec ATA RAID 1200A

Adaptec ATA RAID 1200A

2001年06月03日 19時23分更新

文● 鈴木雅暢

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Adaptec ATA RAID 1200A

アダプテックジャパン

オープンプライス(実売価格1万円前後)

「SCSIと言えばアダプテック」というほど、SCSI関連製品で多大なシェアを持ち、ストレージ業界への影響力も大きいアダプテックが、実売価格で1万円前後(予想)という廉価版のIDE RAIDカードをリリースした。注目されるその仕様と性能を見ていこう。

当初編集部に届いた評価用カードのBIOSがβ版であることが判明したため、製品版BIOSで再評価し修正しました(2001年6月26日)。

コントローラにHPT370を搭載
互換性と手厚いサポート体制が最大の魅力

Adaptec ATA RAID 1200Aが搭載する「HPT370」チップ。
 「Adaptec ATA RAID 1200A」は、SCSIカードの大御所アダプテックが発売した廉価版のIDE RAIDカード。同社は、5月18日に従来のIDE RAIDカード「AAA-UDMA」の後継として2種類のIDE RAIDカードを発表したが、RAID用CPUとしてIntelのi960RSを搭載するエントリレベルサーバ向けの「Adaptec ATA RAID 2400A」に対して、本カードはエントリサーバのほか、スタンドアロンのデスクトップ用途もカバーする廉価版カードとなっている。



BIOS上でのRAIDアレイの設定画面。インターフェイスは同一チップを搭載しているHotRod 100Proなどと同じ。
 インターフェイスはUltraATA/100に対応、コントローラチップには、HighPoint製の「HPT370」を採用している。これはAbitのRAID機能付きマザーボードなどに使われているチップと同じもので、BIOS上でRAIDアレイを構築する。RAIDアレイをブートドライブとして使用することも可能だ。対応RAIDレベルは、RAID 0(ストライピング)、RAID 1(ミラーリング)、RAID 0+1(ストライピング+ミラーリング)、JBOD(スパニング=2台のHDDを単純に1台のHDDとして扱う)に対応する。また、1U、2Uといった薄型ラックマウントサーバへの導入を想定して、Low Profile PCIスロットにも対応する横長のPCB(基板)を採用しているのも特徴だ。これによりケース内の空気の流れもスムースになる。また、横に長い形状のため、一般的なPCケース内において、コネクタの位置がドライブに近くなる点もうれしい。



Windows上からアレイの状態を監視、RAIDアレイの構築/解体も行える付属ユーティリティ「Adaptec ATA RAID Management Software」の画面。
 仕様的には、Promiseの「FastTrak 100」、Abitの「HotRod 100Pro」など、多くのメーカーから発売されている安価なIDE RAIDカードと同等だが、アダプテックジャパンがアドバンテージとして掲げるのは「互換性、信頼性の高さ」。入念なテストを繰り返しチューニングを行った結果、相性問題を最小限に抑えることができたといい、代理店やシステムベンダー向けのサポートプログラムも多数用意しているという。SCSI関連製品で大きな実績を持つアダプテックならではの安心感が最大の魅力と言えるだろう。なお、アダプテックジャパンによる日本語パッケージには、日本語マニュアル、保証書(3年)が同梱される。対応OSは、Windows 95/98/Me/NT4.0/2000となっている。



「Adaptec ATA RAID Management Software」でのRAIDアレイ構築はウィザード形式で行われ、BIOS上で構築するよりわかりやすい。

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