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KDDI、通信対戦ゲーム専用ネットワークサービスを開始

2001年05月28日 20時15分更新

文● 編集部

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ケイディーディーアイ(株)は28日、通信対戦ゲーム専用ネットワークサービス“マルチマッチング”を発表した。同日付けで総務大臣に対して認可申請を行ない、6月15日にサービスを開始する予定。

“マルチマッチング”は、KDDIのデータ通信専用サービス“DOD(データ・オン・デマンド)”と“ロビーサーバ”、対戦型専用設備を利用する、多人数の同時対戦が可能な高速ネットワークサービス。インターネット経由でないため、レイテンシー(遅延)が少ないのが特徴。ユーザーは、利用中の電話回線をゲーム機に接続するだけで、申し込まなくても利用できる。現在、(株)カプコン、(株)タイトー、(株)テクモ、(株)バンダイなどが、同サービスに対応したゲームタイトルの発売を予定しているという。

プレイヤー側の料金は、チャット利用時の通信料金が3分当たり10円で、ゲーム対戦利用時が毎分10~13円(ゲームソフトごとに10/11/12/13円から設定される)。

ゲームメーカー側の料金は、基本料金がLANインターフェースごとに月額5万円。付加機能使用料(スプリットチャージ料金)は、対戦時通信料が毎分10円の場合に月額5万円、毎分11円の場合に3万2500円、毎分12円の場合に月額1万6000円、毎分13円の場合は無料。チャット時については付加機能使用料は3分ごとに10円となる。また、高速データ転送用のミドルウェアを(株)アクセスが提供する。

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