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Ulead VideoStudio 5 Go!DVD/Ulead Go!DVD

Ulead VideoStudio 5 Go!DVD/Ulead Go!DVD

2001年05月28日 19時54分更新

文● 佐久間

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Go!DVD
DVDオーサリング機能を追加した、DV対応ビデオ編集ソフト「Ulead VideoStudio 5」。

 ユーリードシステムズ(株)は、4月に発売したビデオ編集ソフト「Ulead VideoStudio 5」にDVDオーサリング機能を追加した「Ulead VideoStudio 5 Go!DVD」を6月22日に発売する。なお、従来版のVideoStudio 5およびMediaStudio Pro6ユーザー向けに新機能のみ追加できるプラグイン「Ulead Go!DVD」も同日、ユーリードシステムズの直販サイト「Ulead Mall(ユーリードモール)」で販売される。

 Go!DVDで追加される機能は、

  • VideoCD/SuperVideoCD/DVDフォーマットのイメージデータを作成可能
  • 米NTI社のCDライティングエンジンを内蔵し、CD-R/RWドライブに直接書き込みが可能
  • 最大99カ所から再生開始できるメニューシーンの作成が可能
  • メニューのテンプレートを用意、シーン説明のテキスト(最大40文字)も設定可能
  • 作品の前に再生されるイントロビデオ(1本)を追加可能
  • イメージデータの作成(保存)前に、メニューの動作などを確認できる“バーチャルコントローラ”を搭載

Go!DVD
DVD/VideoCD/Super VideoCDの作成は上のボタンで選択。解像度やデータレートの情報も確認できる。
など。SuperVideoCDは、台湾や香港で流通しているVideoCDより高画質なフォーマットで、解像度とビットレートは480×480ドット/2048kbps。一部のVideoCDプレーヤやPC上で再生が可能。また、本機能ではDVD-Rドライブなどへのライティングエンジンを搭載していないが、秋頃をめどに直接書き込み可能になる予定(アップデートファイルをWeb上で提供)。その際にDVD-Rのほか、DVD-RAMやDVD-RWドライブへの対応も検討中とのこと。DVD-Videoを作成するには、当面は別途DVDライティングソフトを用意し、本ソフトで作成したDVDイメージデータを書き込む必要がある。ちなみに、CD-R/RWドライブに記録したDVDデータ(いわゆるMiniDVD)は、PC上でDVD再生ソフトを使えば表示・再生が可能だ。


Go!DVD
チャプターを設定して、実際にプレビューしているところ。開始位置のずれなどを確認しよう。
 メニューシーンは、場面切り換え点の自動検出機能は持たないものの、1フレーム単位の前後移動が可能。タイトルに設定する文字列はフォントの種類やサイズを変更できないものの、今後ユーザーの要望があれば対応を検討するという。テンプレートは同社サイトで随時追加され、無償でダウンロード可能となる。
 対応OSはWindows98/Me/NT 4.0(SP6以上)/2000。価格は1万9800円。ちょうど、VideoStudio 5(1万4800円)との差額がプラグイン単体の価格となっている。なお、VideoStudio全製品(SE版、バンドル版含む)ユーザー向けのアップグレード版、および他社製ビデオ編集ソフト/3DCG作成ソフトユーザー向けの乗り換え版がともに1万2800円で用意されている。

 また、同時にビデオ素材集「Pick-a-Video」の新バージョンが発売される。3DCGムービーを50本(CD-ROM5枚組み)収録しており、価格は9800円。

ユーリードシステムズ(株)
問い合わせ先 03-5491-5661



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