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パーソナルメディア、『超漢字3』用の象形文字フォントとメールソフトを発売

2001年05月24日 20時03分更新

文● 編集部

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パーソナルメディア(株)は24日、多漢字BTRON仕様OS『超漢字3』用に、追加文字セット『超漢字トンパ書体』とメールソフト『超漢字メール』を30日から発売すると発表した。価格は文字セットが8000円で、メールソフトが6000円。両製品ともに同社のホームページで直販する。

『超漢字トンパ書体』
『超漢字トンパ書体』

トンパ(東巴)文字は、中国雲南省の納西(ナシ)族で現在も使われている象形文字。『超漢字トンパ書体』により、ワープロなどのアプリケーションや漢字変換辞書のようなOSが管理する部分において、そのほかの17万以上の文字と共にトンパ文字を使用できるようになる。字母のデザインは、日本にトンパ文字を積極的に紹介してきたアートディレクターの浅葉克己氏が担当。自然/植物/動物/人間/動作/概念/宗教/文化に関する文字1362字を収録する。トンパ文字を使用した例文集や背景画面集、スクリーンセーバー、かな漢字変換辞書なども提供する。

同社では、トンパ文化の中心地中国麗紅で取材された動画、写真、浅葉克己氏とトンパ文字との関わり、トンパ文字の解説、クイズなどを収録したパソコン用DVD-ROM『What's TOMPA』の販売取扱いを開始している。価格は9800円。動作条件などの詳細は同社のホームページに掲載する。

『超漢字メール』
『超漢字メール』

『超漢字メール』は、同ソフト同士であれば、超漢字3が扱う17万以上の文字や漢字を含んだメールを送受信できる(トンパ文字も可能)。相手側のOSが超漢字でない場合は、相手側の文字環境とメール本文に含まれる文字の種類に応じて、文字のエンコード方法を選択し、できるだけ多くの文字を送れるという。さらに、送信先の文字環境で表現できない文字を赤色表示する機能や、文字を特定するコード番号に変換して送信する機能を搭載する。対応プロトコルは 送信SMTP/受信POP3(APOP対応)。対応添付ファイル形式はTAD文章/TAD図形/TAD書庫/テキスト(text/plain)/HTML/画像(GIF/JPEG/PNG)/バイナリー(無変換)のほか、実身群を1つのファイルにしたTADアーカイブ。

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