ASCII.jp：FlexScan T565／GAWIN M-10 Neige(ネージュ)

FlexScan T565／GAWIN M-10 Neige(ネージュ)

2001年05月25日 00時04分更新

文● 佐久間

　(株)ナナオは、動画再生などのオーバーレイ画面を部分的に高輝度表示する新機能を搭載した17インチCRTモニタ「FlexScan T565」、TVチューナやD端子を内蔵した“インターフェースボックス”と15インチTFT液晶をセットにした多機能液晶モニタ「GAWIN M-10」のカラーリングを白に変更した「GAWIN M-10 Neige」を発表、6月15日より発売する。


使用するアプリやアクティブなウィンドウに応じて、自動的に輝度が切り替わる「ActiveGamma」機能を搭載した「FlexScan T565」。

　T565は、T561の後継機種にあたる17インチCRTモニタ。従来機の200cd/m²よりも高輝度(300cd/m²)に対応した「ダイヤモンドトロン M2管」を採用。文書入力やWebブラウズ、画像表示など用途に合わせて輝度／ガンマ／色温度／シャープネスを変更した5つのプリセットを持つ画質調整機能「FineContrast II」、DVDなどの動画再生時にオーバーレイ表示領域のみ輝度を高める「WindowMovieモード」、前述の2つの機能をアクティブなアプリに応じて自動的に設定変更する「ActiveGamma」、という3つの新機能を搭載する(本体とモニタをUSB接続しておく必要がある)。
　入力端子はD-sub15ピン、5BNCの2系統。アップストリームのUSBポート(本体との接続用)を持つがUSBハブ機能は省略されている。付属のチルトスタンドにより、上10度下4度のチルト、左右各45度のスウィベルが可能。本体サイズ／重量は、410(W)×439(D)×413(H)mm／19.5kg。
　なお、ActiveGammaを利用するには付属のユーティリティソフト「ScreenManager Pro for USB」のインストールが必要。対応OSは、Windows 95／98／Me／2000およびMac OS。
　価格はオープンプライスで、店頭での予想実売価格は4万円程度と見られる。


使用するアプリやアクティブなウィンドウに応じて、自動的に輝度が切り替わる「ActiveGamma」機能を搭載した「FlexScan T565」。

　GAWIN M-10 Neigeは、「GAWIN M-10」のカラーリングを従来の黒から白に変更したもので、機能的な変更点はない。GAWIN M-10はPC用モニタとしてよりもAV機器と組み合わせるTVモニタとしてユーザーに評価されることが多く、組み合わせを楽しめるカラーバリエーションモデルが登場した。
　液晶モニタとしては、PCと接続するD-sub15ピンのほか、D1～D4に対応したD端子×2、コンポジット／S-Video入力の各端子を外付けの“インターフェースボックス”に搭載し、さまざまな映像入力に1台で対応可能。液晶の両サイドにはステレオスピーカを装備し、PC用ライン入力、ステレオ音声入力×3、外部音声入力の音声入力端子を内蔵する。
　本体サイズ／重量は、モニタ側が500(W)×156(D)×372(H)mm／5.5kg、インターフェースボックスが73.4(W)×200(D)×205(H)mm／2kg。
　価格はオープンプライスだが、GAWIN M-10と同等となる見込み。

　なお、GAWIN M-10 Neigeの発売を記念して、誰でも参加できるオープン懸賞キャンペーンを実施する。応募はEIZO GAWINサイトまたは同 iモードサイト(http://www.e-gawin.net/i/)から行う。
　賞品は以下のとおり。