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CRW2200E-VK/CRW2200S-VKほか

CRW2200E-VK/CRW2200S-VKほか

2001年05月21日 17時34分更新

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CRW2200
同社のテストでは、従来モデル「CRW2100」より約14%高速化されたという「CRW2200」。写真は内蔵用の「CRW2200E-VK」。

 ヤマハ(株)は、20倍速書き込み/10倍速書き換え/40倍速読み出しのCD-RWドライブ最新モデル「CRW2200シリーズ」5製品を発表した。全機種にヤマハ独自の書き込みエラー防止機能「SafeBurn」を搭載し、内蔵モデル「CRW2200S-VK」はSCSI/ATAPI両対応というユニークな製品になっている。

 CRW2200シリーズは、

  • ATAPI対応内蔵タイプ「CRW2200E-VK」
  • SCSI/ATAPI両対応内蔵タイプ「CRW2200S-VK」
  • SCSI対応外付けタイプ「CRW2200SX-VK」
  • IEEE1394対応外付けタイプ「CRW2200IX-VK」
  • USB 2.0対応外付けタイプ「CRW2200UX-VK」

の5製品がラインナップし、いずれもヤマハ独自開発の書き込みエラー防止機能「SafeBurn」を搭載する。これは、8MBの「大容量バッファ」、万一データ転送が間に合わなかった場合に備えた「バッファアンダーランエラー防止機能」、メディア情報(CD-R/RWの記録層の性質)がある既知のメディアに対しては最適な記録速度で書き込み、情報のない未知のメディアには記録品位をテストした上で安全性を考慮し8倍速で書き込む「おまかせレコーディング機能」、という3つで構成される。さらに、高品位書き込みを実現するため、メディアの内周から外周に向かって連続的に書き込み速度を変化(12倍速から20倍速へ)させる「パーシャルCAV」を採用。Zone CLVでは16倍速→20倍速といった具合に段階的に書き込み速度が変化するため、速度の変化するポイントでは書き継ぎ(読み出しエラーにはならない)が発生していたが、パーシャルCAVでは速度変化が連続的に行われるので書き継ぎが起こらない。

CRW2200SX-VK
こちらは外付けタイプの「CRW2200UX-VK」。電源が外部に設けられたため、本体の幅はスリムになった。
 CRW2200S-VKのSCSI/ATAPI両対応は、ATAPIモデルの本体(CRW2200E-VK)にATAPI→SCSI変換の基板を標準搭載することで実現している(転送速度は最大20MB/秒)。基板はネジ1本で簡単に取り外しが可能で、PC環境が変化してSCSI構成からATAPI構成に変更する場合にも買い替えずに済む。
 また、外付けタイプは電源を外部(ケーブル側)に出したため、164(W)×266.2(D)×56(H)mmと従来よりも本体サイズが幅が約3cmほど小さくなっている。

 付属ソフトは、内蔵タイプとUSB 2.0対応の外付けタイプが「B's Recorder GOLD for Windows」と「B's CLiP for Windows」で、SCSIおよびIEEE1394対応外付けタイプは上記に「B's Recorder GOLD for Macintosh」が追加される。
 価格はいずれもオープンプライスで、店頭での予想実売価格はCRW2200E-VKが2万6800円前後、CRW2200S-VKが2万9800円前後。発売時期は、内蔵タイプが6月、外付けタイプが7~8月となっている。

ヤマハ(株)CD-RW製品情報サイト
問い合わせ先 IT営業部 0539-62-3125



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