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FSB設定クロック、倍率変更設定が魅力のAMD-761搭載マザーがEPoXから登場

2001年05月18日 22時29分更新

文● 小板

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マザー

 デジタルバイヤー製品レビューのベンチマークテストでも、オーバークロック研究室の記事でも、Athlon/Duron用マザーボードのなかでNorthBridgeにAMD-761を搭載した製品は比較的良いスコアをはじきだしている。しかしながら、倍率変更が可能で、なおかつFSB設定クロックが細かく変更できる製品は少なく、もどかしさを感じていたユーザーも少ないだろう。今回、EPoXから登場した「EP-8K7A」は、AMD-761(“SouthBridge”はVT82C686B)を搭載するマザーのなかでは久しぶりに遊べるマザーとなっているようだ。



倍率変更

 まず倍率変更は、5.5~14倍の間で0.5刻みで設定が可能。FSB設定クロックは、100~166MHzで1MHz単位でBIOSから選択できる。Vcoreに関しては、デフォルトに対して+0.1/+0.2/+0.3/+0.4Vの設定が可能だ。マニュアルから判断する限りは、同社のKT133A搭載マザーボード「EP-8KTA3」のようにBIOS上からCPUの倍率変更を行うことは不可能のようで、SouthBridge近くにある青いディップスイッチを使って設定するしかなさそうな点が、残念なところだ。



マニュアルマニュアルにもCPUの倍率変更のためのページが用意されている

 その他の基本スペックはAGP×1、PCI×6、DDR-SDRAM×2。AGPスロットにはカード固定用のプラスチック製フックがついている。また、同社製品ではお馴染みのオンボードデバッグカードを搭載。マザーボードが起動時のエラーを英数文字の組み合わせで知らせてくれる。

パッケージ

 さらにHighPointの“HPT370”をオンボードで搭載した「EP-8K7A+」も同時入荷しており、好みに合わせて選択すると良いだろう。
 余談になるが、今回の製品パッケージは半透明でもなければ、ちょっと凝った化粧箱でもない。ごく普通のものとなっている。



19日現在の価格

価格ショップ
EP-8K7A
\20,700コムサテライト1号店
\20,800高速電脳
PCiN秋葉原
\21,500TSUKUMO eX.
\21,800コムサテライト3号店
EP-8K7A+
\21,800CUSTOM
高速電脳
コムサテライト1号店
PCiN秋葉原
\22,800TSUKUMO eX.
\23,800コムサテライト3号店
【取材協力】

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