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TurboLinux Workstation 6.0のインストール

初めてでも大丈夫!今日から使える Linux (第1部)

2001年05月14日 15時07分更新

文● 竹内充彦

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 ハードディスクからLinuxが起動すると、引き続きX Window Systemの設定プログラムが自動起動される。X Window SystemはLinuxのGUIを受け持つプログラムだ(単にXと呼ぶこともある)。キーボードやマウスの設定も行う。

◇TurboXcfgへようこそ!

 [OK]

◇コンソールキーボード設定

 「jp106」→[OK]

◇キーボードモデル設定

 「日本語106-key」→[OK]

◇キーボード配置の設定

 「日本語」→[OK]

◇マウスの設定

 「一般的なPS/2マウス」が選択されているので、「3ボタンのエミュレーション」オプションと、「Wheel(ローラー)付きマウス」オプションにチェックマークを付け、[OK]ボタンを押す。

 チェックマークを付けるには、Tabキーでその項目にフォーカスを移動し、スペースキーを押す。

◇ビデオカードの自動認識

 [はい]

◇検出結果

 [OK]

◇検出データ

 [検出値で設定]

◇ビデオメモリ

 リストから「4096」(メモリ量・単位はMバイト)を選択して[OK]

◇ディスプレイベンダーの選択

 リストから「デフォルトディスプレイ」を選択しEnterキーを押す。

 この一覧には、PCV-J10付属のモニタに該当するモデルがないので「デフォルトディスプレイ」を選択した。

 解像度を問い合わせてくるので、「1024×768」を選択して[OK]ボタンを押す。

◇デフォルト色数

 リストから「24bpp Max resolution 1024x768」を選択して[OK]

◇画面サイズの設定

 「1024×768 @ 76Hz, 62.5kHz hsync」オプションにチェックマークを付けて[OK]

◇デフォルト画面サイズの選択

 [OK]

◇フォント解像度

 [100 DPI]

 ここまでで、基本的なX Window Systemの設定は終わりだ。次は実際に設定が有効かどうかのテストにはいる。

◇設定のテスト

 [続ける]

 ここまでの設定をテストするのだが、画面には何も表示されない。失敗だ。本当ならばここで、X Window Sys temが起動し、各種のチェックを行うのだが、どうやらX Window Systemが正しく起動できていないようだ。

 実は、i810チップセットでX Window Systemを起動する場合には、別途設定が必要で、この段階ではそれはできない。この場は、これで済ませておいて、あとで追加設定をしよう。

 「正しく表示されましたか?」というダイアログが表示されるので、[いいえ]ボタンを押す。すると、TurboXcfgの設定オプション画面になるので、リストから「Write Configuration」を選んでEnterキーを押そう。これまでの設定が書き込まれて、次に移る。

◇ウィンドウマネージャの選択

 リストから[GNOME]を選択して[OK]

◇起動サービス設定

 そのまま[終了[ESC]]

 以上で、インストールプログラムによるインストール作業は終わりだ。残すは、X Window Systemを正しく起動するための手作業による追加設定である。多少難しいかもしれないが、あと少しだ。

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