(株)コンピュータ・ニュース社の市場調査部門であるBCN総研は11日、パソコンの販売台数構成比率でノートパソコンが57.1%に達し、市場の主流がノートに移行していると発表した。これはノートの性能がデスクトップパソコン並に向上したことに加えて、両タイプの価格差の縮小が逆転につながったとしており、搭載する光ドライブ別の販売台数構成比もほぼ同じことから、デスクトップの価格が下がらない限り、今後もノートが主導権を握るとしている。
パソコンの販売台数構成比推移 |
ノートのシェアは1月には50.8%で、3ヵ月で6.3%のアップ。価格差は4月の時点で約3万8000円という。光ドライブの搭載比率は、ノートでは、CD-R/RWが41.6%、CD-R/RW&DVD-ROM(コンボドライブ)が20.3%、CD-ROMが19.1%、DVD-ROMが12.2%となっており、デスクトップはCD-R/RWが43.7%、CD-R/RW&DVD-ROM(コンボドライブ)が27.3%、CD-R/RWおよびDVD-ROMが12.6%、DVD-ROMが7.5%、CD-ROMが7.4%となっている。