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Cyber-shot DSC-P50/DSC-P30

Cyber-shot DSC-P50/DSC-P30

2001年05月11日 23時45分更新

文● 周防克弥

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Cyber-shot DSC-P50/DSC-P30

ソニーマーケティング

オープンプライス

ソニーの「DSC-P50」および「DSC-P30」は、「DSC-P1」に似た横長スタイルの小型軽量な低価格機だ。単3電池利用も可能になったほか、手軽な操作性が魅力のデジタルカメラだ。

気持ちよいレスポンスの速さ

“スティック状”と形容されるボディは持ちやすいが、グリップする右手から離れた位置にレンズが配置されているため、片手で構えると手ぶれを起こしやすい。両手でしっかりホールドするのが基本だが、レンズに左手の指がかかりやすいので注意しよう。

 DSC-P50は、DSC-P1にそっくりな横長デザインを採用するが、サイズはひと回り以上大きい。その代わり、光学3倍ズームのレンズはDSC-P1と違って沈胴式ではないため電源オンから撮影可能になるまでの時間は早い(実際に計測してみたが、結果は約3秒)。
 CCDは1/2.7インチ211万画素で原色フィルタを採用している。200万画素クラスの普及機といっても、ハガキ程度の大きさにプリントするには十分な解像度(最高1600×1200ドット)である。個人向けで現在ハイエンドの300万画素クラスに比べてファイルサイズが小さく、容量の小さな記録メディア(メモリースティック)でも撮れる枚数が多いので、実用性重視の人には魅力的ともいえる。



左手で操作する十字カーソルキーはメニュー時以外は各種モードボタンになっており、カメラ全体のボタンの数は少ない。

 インターフェイスは「DSC-S75」と同様に見直され、直感的に操作できる点も共通している。上面にあるのはモードダイヤルとシャッターボタン、電源スイッチだけ。背面にも十字キーとメニューの呼び出しボタン、ズーム操作ボタンしかない。メニューを開いていないときは、ストロボの発光モードなどを十字キーで直接変更できる。その場合の十字キーの役割はアイコンで示され、少しでもカメラの知識がある人なら、マニュアルを読まなくても基本的な操作は可能だ。



Cyber-shotシリーズは全機種共通の操作メニューを採用しており、わかりやすい。

 露出モードはプログラムオートのみ。ほとんどの撮影シーンにおいて、操作はシャッターボタンを押すだけだ。とはいえ、画像処理には12bitのA/Dコンバータを採用し、広い階調表現力をもっている。最新の技術で画像処理が行われるため、画質は一昔前の200万画素モデルより1ランク上だ。
 普及機ということで画素数は少なく、簡略化されたり省かれた機能も多いが、時間制限なしに動画(音声記録は不可、128MBメモリースティックでは22分記録可能)や簡易動画「クリップモーション」を撮影する機能は持っている。



右側面のパネルを開けたところ。ボディ右側の大半がバッテリ収納スペースとなっている。

 電源はソニー得意の充電池「インフォリチウムバッテリー」も使用でき、画面上で残り使用可能時間を確認しながら撮影できて便利だ。入手しやすい単3アルカリ乾電池×2本でも動くので、旅行などに持っていく場合でもとりあえず安心感はある。ただし、アルカリ乾電池では約30分程度しか使えないため、あくまで単3は緊急用と考えておいたほうが良いだろう。なお、標準ではアルカリ乾電池が付属し、インフォリチウムバッテリーは別売り(9800円)だ。
 余計な機能を省いた本機は、難しいことを考えずに気軽に使えるのが特徴。普段からポケットに忍ばせておいて、撮りたいときにすぐに撮れるレスポンスの良さは、使っていて気持ちのよいものだ。単純に写真を撮りたい人にはうってつけのカメラである。



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