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iアプリ用Javaコンテンツ開発ツールのβ版、富士通とターボリナックスから提供開始

2001年05月09日 18時26分更新

文● 編集部

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富士通(株)とターボリナックス ジャパン(株)は、iアプリに対応可能なJavaコンテンツ自動作成/変換ツールを共同で開発し、5月10日より、WindowsとLinuxに対応したβ版をターボリナックスのWebサイトより提供する。

主な特長は以下のとおり。

  • iモード対応HTML Ver.2.0(CHTML)ファイルをiアプリ用Javaソースに自動変換
  • 自動生成では出力されないサーバ通信などの機能は、サンプルソースをベースとした活用手順を添付
  • 元ソースとなるHTMLファイルの指定、Javaファイル名/メインクラス名、対応機種選択などはウィザード形式でビジュアルな操作が可能

動作環境は以下のとおり。

  • 推奨OS……Windows 98、Windows 2000、Linux
  • 必須ソフトウェア……Java 2 SDK Standard Edition 1.3.0以降

また、生成したiアプリソース対応の推奨端末機種は、デジタルムーバ F503i、P503i、N503iとなっている。

今回のβ版の提供により顧客のニーズを収集したのち、富士通(株)は、2001年第3四半期に出荷予定のJava統合開発環境「INTERSTAGE APWORKS」の次期バージョンに同ツールを搭載する。また、ターボリナックス ジャパン(株)は「i-Generator」として製品化する。

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