Pentium 4用のMicroATXフォームファクタ採用マザーボードに久しぶりの第2弾Gigabyte「GA-8TM」が登場。2月から流通しているASUSTeKの「P4T-M」とはまた違った個性を持ったマザーボードだ。コムサテライト3号店が2万5980円で販売を開始している。
ボード裏面。すっきりしている |
P4T-Mとの大きな違いは、GA-8TMのパッケージにはCPUリテンション固定用の金属板が同梱しない点が挙げられる。GA-8TMはGigabyte製のi850チップセット搭載ATXマザーボード「GA-8TX」と同じく、リテンションモジュールがあらかじめ基板上に装着されている。このため、電源さえ対応していればPentium4対応とうたわないMicroATXケースでも使うことができそうだ。
また、GA-8TMにはボード上のディップスイッチによるオーバークロック機能がある。FSB設定クロックは100/105/110/133MHzから選択可能と、多少粗いのが気がかりだが、少しでもオーバークロック動作させたいという人にとってはうれしい機能と言えるだろう。
拡張スロットはAGP×1、PCI×2、CNR×1。RIMMスロットは4本で、最大2GBまでRDRAMを搭載可能となっている。なお、同社のマザーボードではお馴染みとなっているBIOS保護機構“DualBIOS”だが、GA-8TMは対応していない。
ちなみにボード上にはコア電圧設定に関するシルク印刷も確認できた。ただし、該当するジャンパはボード上にない |