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FinePix6900Z

FinePix6900Z

2001年05月02日 22時08分更新

文● 行正

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FinePix6900Z

富士写真フイルム

13万5000円

富士写真フイルムの「FinePix6900Z」は、1/1.7インチハニカムCCD(約330万画素/有効約301.5万画素)と、大口径の6倍光学ズームレンズを搭載するデジタルカメラだ。

FinePix4900ZのボディにFinePix6800Zの心臓部

電源を入れると沈胴式レンズ部は3.2cm程度伸びる。フラッシュはポップアップで、側面のボタンで勢いよく持ち上がる。

 富士写真フイルムのFinePix6900Zは、1/1.7インチハニカムCCD(約330万画素/有効約301.5万画素)と、大口径の6倍光学ズームレンズを搭載するデジタルカメラだ。CCDは同社おなじみのハニカム配置CCDと画像補間による高解像度化技術が盛り込まれ、最大出力解像度は603万画素相当の2832×2128ドットとなるなど、CCDを始めとする画像処理系は同社の「FinePix6800Z」と同様のスペックとなっている。これに対して光学系と本体デザインは従来の「FinePix4900Z」を継承しており、形状やスイッチのレイアウトなどはほぼ共通。違いとしては、本体色がシルバーからブラックになった点と、鏡胴前端にあるフォーカスリングのデザインが変わった程度だ。
 また、光学6倍ズーム機能に加えてCCDの高解像度化と画素補間技術による画質劣化の少ないデジタルズームも特徴だ。1280×960ドットではデジタル/光学併用で最大13.2倍、640×480ドットでは最大26.4倍のズームが利用できる。



上部には右側にスイッチ類が集中する。モードダイヤルとその周囲のコマンドダイヤルの操作性は良好だ。

 操作性に関してもFinePix4900Zとほとんど同等で、本体上面のモードダイヤルとその周囲のコマンドダイヤルにより撮影時の各種モードの選択を簡単かつすばやく行える。また、背面のカーソルキー(撮影時におけるズームボタン)を使うことにより、メニューモードでの各種設定も容易だ。本体後部の液晶モニタと液晶ビューファインダを切り替えて使うのも同様だが、メニューの表示方法が変わり、グレーの帯の上にモードなどが表示されたことで表示が若干見やすくなった。ただし、相変わらず視度調整機能を装備していないのは残念だ。



本体左側面にも各種スイッチが並ぶ。左手でも操作できるズームボタン、ワンタッチで切り替えられるMF/AFスイッチに加えてワンプッシュAFボタンが追加されている。

 撮影時の操作として、本体左側面にある「カスタムホワイトバランスボタン」にワンプッシュAF機能が加わった。これは、マニュアルフォーカス(MF)時にボタンを押すことで一時的にオートフォーカス動作をさせるものだ。MF時であってもマニュアルのみで使うのではなく、被写体から微妙にずらす(もしくはAFでは合わない位置にフォーカスを手作業で合わせるという使い方が多いため、けっこう使える機能だ。



本体背面のスイッチ類も基本的に右手のみで操作できるようになっている。

 また、細かな改良点だが、従来機では撮影解像度の変更はモードダイヤルを「SET」にして表示されるメニュー内でしかできなかったが、本機ではSHIFT+フラッシュモードボタンで変更可能になった。FinePixシリーズではデジタルズーム機能は高解像度では利用できず、デジタルズーム倍率を上げるにはワンランク下の撮影解像度にセットしなおさなくてはならないだけに、撮影時にワンタッチで変更できるようになったのはありがたい。ただし、デジタルズームの倍率によって自動的に撮影解像度を変更されるような仕様でもよいとは思うのだが。



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