2000年10月に登場したデルコンピュータのハイエンドノートPC「Inspiron 8000」シリーズにB.T.O.メニューの拡充が行われた。今回新たにCPUにMobile PentiumIII-1GHz、ビデオチップに「GeForce2 Go」が選択可能になり、大幅なパフォーマンスの向上が期待できる。現在のノートPCとしては最高のスペックを手に入れたInspiron 8000の実力を検証してみよう。
ノートPCとして最強の3Dグラフィックス環境を搭載
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左側面の固定式ドライブベイに搭載するドライブは、CD-ROM/CD-RW/DVD-ROM/CD-RW&DVDのコンボドライブのいずれかをB.T.O.で選択する。右側面にはPCカードスロット、オーディオ、IEEE1394などの端子を備える。 |
ビデオチップは高速な3D描画で定評のある「GeForce」シリーズをリリースしているNvidia初のノート用ビデオチップ「GeForce2 Go」のほか、従来から引き続きATIの「Mobility-M4」も選択可能だ。ビデオメモリ容量もカスタマイズでき、GeForce2 Goでは16/32MB、Mobility-M4では8/16/32MBのいずれかを指定できる。
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前面左側には着脱式のメディアベイを装備しており、FDDのほかCD-ROM/CD-RW/DVD-ROMドライブなどを装着可能。右側にはバッテリを装備している。背面にはUSB×2、シリアル、パラレル、CRT、PS/2など豊富な端子類を装備する。 |
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Inspiron 8000はスティックタイプとパッドタイプという2種類のポインティングデバイスを装備し、アプリケーションに合わせて使い分けることができる。また、パームレスト部分は交換が可能で、ストームグレイ、タホブルー、ニューパープル、ニューイエローの4色がセットになったオプションのカラーキット(5000円)を使ってオリジナリティを主張することが可能。 |
使用感などに関しては以前のInspiron 8000レビュー記事を参照いただくとして、注目のベンチマークテストの結果を見ていこう。
