このページの本文へ

QV-2400UX/QV-2900UX

QV-2400UX/QV-2900UX

2001年05月10日 14時15分更新

文● 行正

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 カシオ計算機(株)は、画像メニューから撮影するシーンを選べば難しい撮影を簡単に行える「ベストショット」機能を搭載したデジタルカメラ「QV-2400UX」「QV-2900UX」2製品を発表した。

ベストショット機能を搭載する「QV-2400UX」。本体色などを除けば基本フォルムは「QV-2300UX」を継承する。

 QV-2400UXは、同社のデジタルカメラ「QV-2300UX」の後継機種にあたり、発売中の300万画素デジタルカメラ「QV-3500UX」と同様にベストショット機能を搭載する。新たに加わった機能は、TIFF形式での記録、ワンタッチで撮影画像を640×480ドットにリサイズする機能、再生画像のヒストグラム表示、エプソンが提唱する「PRINT Image Matching」への対応など。
 基本スペックは、211万画素の1/2.7インチ原色CCDと、f=6.2~18.6mm(35mmフィルムカメラ換算:41~123mm)、F2.8~4.5の光学3倍ズームレンズを搭載。絞りはF2.8/5.6の2段階、シャッター速度は1/2000~バルブまで選択できる。4倍のデジタルズームを備え、光学ズームと併せて最大12倍ズームが可能。



液晶部にある4つのボタンと対応したメニュー項目により、撮影モードをワンタッチで切り替えることができる。

 最高記録画素数は1600×1200ドットで、記録メディアはCF(TypeII、microdrive対応)。回転式レンズ部にフラッシュを内蔵する背面には1.8インチHAST液晶モニタを装備し、光学ファインダは搭載していない。電源は単3×4本もしくは3Vリチウム電池パック「CR-3VP」×2本で、単3はアルカリ/ニッケル水素充電池/リチウム電池に対応。アルカリ乾電池の場合は約180分、CR-3VPの場合約380分の連続撮影が可能。
 撮影モードにはオート/プログラム/動画(320×240ドット、最大約25秒)/絞り優先/シャッター速度優先/フルマニュアル/パノラマ/インターバル/夜景などが用意されるほか、ベストショット機能による画像メニューによる撮影モードの設定が行える。
 本体サイズは118(W)×54(D)×67(H)mm、重量は約245g。
 価格はオープンプライスで、5月30日発売。



光学8倍ズームレンズ搭載の「QV-2900UX」。本体色などを除けば基本フォルムは「QV-2800UX」を継承する。

 QV-2900UXは、「QV-2800UX」の後継機種にあたる。f=6~48(35mmフィルムカメラ換算:40~320mm)、F3.2~3.5の8倍ズームを搭載し、デジタルズーム併用で最大32倍ズームが可能。絞りは3.2/4.8/8の3段階。撮像素子そのほかの仕様はQV-2400UXを共通。
 本体サイズは121(W)×66(D)×80.5(H)mm、重量は約295g。
 価格はオープンプライスで、6月11日発売。

カシオ計算機(株)
問い合わせ先 お客様相談室 03-5334-4611



カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン