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CP-920Z

CP-920Z

2001年04月27日 22時39分更新

文● 行正

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CP-920Z

エプソン販売

8万9800円

エプソンの「CP-920Z」は光学3倍ズームレンズを搭載するデジタルカメラだ。カメラ内で画素補完して解像度を向上させるハイパーモードを持つほか、同社が提唱するデジタルカメラ画像の印刷品質向上化技術「PRINT Image Matching」に対応する。

高画質化技術と操作性のよいメニュー

大きめのレンズは望遠でもF2.5と明るく、絞りはF8.0まであるため幅広い絵作りができる。

 エプソンの「CP-920Z」は、撮像素子に1/1.8インチCCD、光学系に光学3倍ズームレンズ(f=7~21mm:35mmフィルム換算34~105mm、F2.0~2.5)を搭載する300万画素デジタルカメラだ。画素補間技術により、出力解像度は最高2544×1904ドットの「ハイパーモード」を備える(画素補間なしでの最高解像度は2048×1536ドット)。記録メディアはCFスロットを採用し、USBインターフェイスも搭載する。本体後部には1.8インチのポリシリコン液晶モニタを装備するほか、光学ファインダも搭載する。撮影モードとしては、オート/プログラム/マニュアル(シャッター速度優先/絞り優先/マニュアル)のほか、マニュアルフォーカス、露出補正、カスタムホワイトバランス、各種ストロボ撮影、インターバル撮影など豊富な機能を備える。



上部には液晶が用意され、基本情報が表示される。

 本体外観や基本機能は同社の従来機「CP-900Z」と同様(本体色は異なる)だが、画像処理チップの改良による機能強化が図られているのが特徴だ。画素補間技術の改良による画質改善もさることながら、使ってみてすぐに気が付くのは撮影時におけるスムーズなデジタルズーミングだろう。デジタルカメラでのズームといえば、光学ズームが最大望遠になった後にデジタルズームがかかり、2倍や4倍といった整数倍(もしくは1.5/2/2.5……といった50%刻み)に拡大されてゆくものが多いが、CP-920Zでは0.1倍(10%)刻みのスムーズなデジタルズーミングが可能となっている。もちろんデジタルズームではCCD中央部を切り出して低解像度化するわけだが、実際に使用してみると非常に使いやすく、被写体に近寄れないときなど、"大きめに撮ってトリミング"よりも便利に使えるだろう。



液晶に表示されるメニュー項目と対応したボタンは高い操作性を持つ。液晶左下の緑のボタンが「プリント指定ボタン」。

 従来機CP-900Zから継承するメニューシステムは、液晶モニタの右側と下側に常時表示される(切ることも可能)メニュー項目と、それに対応した7個のボタンにより、細かな設定も比較的容易に行えるのが特徴だ。絞り優先/シャッター速度優先/マニュアル/露出補正/ホワイトバランスなど、撮影時のモードに応じたボタン機能の切り替わりは快適に利用できる。
 電源をONにしてから撮影可能になるまでの時間は7秒強と、最近のデジタルカメラとして少々遅い印象を受けるものの、高精細モード(2048×1536ドット)でも1秒強で次の撮影が可能と、起動後の動作はスムーズだ。しかし、ハイパーモードでは画素補間と再圧縮の処理に時間がかかるため、撮影間隔は20秒近く伸びてしまう。



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