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マイクロソフト、Windows XP 日本語版β2を披露

2001年04月27日 21時54分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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マイクロソフト(株)は26日、報道関係者を対象とした“Microsoft Windows XP第1回テクニカルセミナー”を開催、Widnows XPに関する技術情報を説明し、Windows XP 日本語版のβ2を配布した。

ロードマップ
Windowsクライアントのロードマップ。基本的に3月13日に紹介されたものと同じだが、XPの出荷予定時期が2001年秋になっている

Windows XPは、クライアント向けOSの総称。Windows 2000 Professionalの後継OSとなる企業ユーザー/ハイエンドユーザー向けの『Windows XP Professional』と、家庭向けでXP Professionalのサブセットとなる『Windows XP Home Edition』がある。なお、これらの名称の後ろに“Version 2002”というバージョン番号が付くという。

出荷時期について同社は、3月13日の日本語版初公開時と同じく“2001年後半”と説明している。なお、Windows 2000 Serverなどの後継となるサーバーOS製品群『Whistler Server』(開発コードネーム)については、これまでの発表通り、XPよりもリリース時期が遅れるという。

Windows XPのRC版は6月

Windows XP 日本語版のβ2は、XP Professional、XP Home Edition、Whistler Server、Whistler Advanced Serverが3月30日に、Windows XP Professional 64bit version、Whistler Advanced Server 64bit versionが4月6日にそれぞれ完成したという。これらのβ版は、米国版完成から1週間遅れで完成したものだが、最終版は米国版完成より2週間程度遅れる見込みだという。

β2の次の段階となるWindows XP RC1版は6月ごろに完成し、その後RC2、最終版と更新され、2001年後半に出荷となる。一方Whistler Serverは、β2後、β3が作られ、RC2、最終版と更新されるという。

Windows XP β2は、オンラインヘルプが英語のままで、パフォーマンスのチューニングも行なわれていない。またβ1からのアップグレードはできない。さらにWindows Product Activation(WPA:ライセンス認証)機能が搭載されている。

報道関係者からも質問が続出したこのライセンス認証機能だが、一連の流れは次のようになる。まず、インストール時にユーザーが製品に表記されているProduct IDを入力すると、OS側がHardware IDを自動生成し、さらにProduct IDとHardware IDを元にした認証用のインストールIDを作成する。ユーザーは、インターネットまたは電話でこのインストールIDを同社ライセンスセンターの“Microsoft License Clearinghouse”に通知する。ClearinghouseでインストールIDが処理されると、確認IDをユーザーに提供、ユーザー側のライセンス情報が更新し、認証が完了する。

この一連の処理において同社は、ユーザーの個人情報入力を強要する部分はないため、個人情報がマイクロソフト側に漏れることはなく、ユーザーのプライバシーは保護されると説明している。なお、ハードウェアを変更した場合に再認証が必要かどうかという点については、そのハードウェア変更が大規模なものか小規模なものかを判断できる仕組みがWPAに備わっており、HDDの交換といった小規模な変更であれば認証はかからない。しかし、いくつかのパーツを同時に変更した場合などは大規模な変更をみなされ、再度ライセンス認証が必要となるという。

PCメーカー各社がWindows XP Ready PCを発売

また同社は、Windows XPのリリースに向け、“Windows XP Ready PC”プログラムを開始する。Windows XP Ready PCは、Windows XPへ最もスムーズに移行できる環境を備えたPCとしてPCメーカー各社から発売されるPC製品のこと。Windows 2000 ProfessionalまたはWindows Meをプレインストールし、Designed for Windows 2000またはDesigned for Windows 2000/Meのロゴマークを取得、そして最低64MB以上のメモリーを搭載したPCが、Windows XP Ready PCの対象製品となる。Designed for Windows 2000、Designed for Windows 2000/Meのロゴマークとは、Windows 2000が快適に動作することがテストによって確認されたPCのみ取得できるもの。

Windows XP Ready PCは、5月上旬よりPCメーカー各社から順次発表、発売される。現在公表されているWindows XP Ready PC提供メーカーは、エプソンダイレクト(株)、エプソン販売(株)、沖電気工業(株)、コンパックコンピュータ(株)、(株)ソーテック、ソニー(株)、(株)東芝、(株)日立製作所、富士通(株)、松下電器産業(株)、三菱電機(株)(五十音順)。なお提供PCメーカーは今後も順次追加されるという。

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