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液晶ディスプレーの店頭販売比率が約4割に――BCN総研

2001年04月27日 20時59分更新

文● 編集部

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(株)コンピュータ・ニュース社の市場調査部門であるBCN総研は27日、店頭のディスプレー市場における液晶タイプの販売構成比率(台数ベース)が急伸し、3月には36.7%に達したと発表した。直近の週次データ(4月16日~22日)では40.3%を記録、4月には確実に4割を超えると見ている。

販売構成比率のグラフ
2001年1月~3月の液晶とCRT の販売構成比率

販売増加に大きく貢献したのは、3月1日に発売された(株)ナナオの『FlexScan L461』。液晶ディスプレーの3月の機種別ランキングでは13.2%のシェア。実勢価格が9万8000円台と、SXGA(1280×1024ドット)表示のディスプレーとしては低価格になっていることが人気の理由としている。15インチモデルの値下げも相次いでおり、3月の1台あたりの平均単価は8万9753円で、2月に比べて4639円も低下した。CRTとの価格差は5万5750円だが、今後は差が縮まることから、液晶ディスプレーの人気はさらに高まるとしている。

『FlexScan L461』
『FlexScan L461』

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