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米アップル、『QuickTime 5』と配信サーバーを発表

2001年04月25日 18時11分更新

文● 編集部

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アップルコンピュータ(株)の24日付けの報道資料によると、米アップルコンピュータ社は23日(現地時間)、米ネバダ州ラスベガスで開催されているNAB(The National Association of Broadcasters)で、ビデオデータ再生/ストリーミング受信ソフト『QuickTime 5』(クイックタイムファイブ)と、ストリーミング配信サーバーソフト『QuickTime Streaming Server 3』(クイックタイムストリーミングサーバースリー)を発表した。QuickTime 5は、米アップルコンピュータ社のホームページから無料でダウンロード可能。QuickTime 5の日本語版と、QuickTime Streaming Server 3は、5月に提供予定。

QuickTime 5は、配信中に発生するフレーム落ちや音飛びを防止する“スキッププロテクション”機能や、チャネルの表示や音声の調整が可能なQuickTime TVネットワーク用のGUIなどを搭載したビデオデータ再生/ストリーミング受信ソフト。MPEG-1/Flash 4/Cubic VRなどの圧縮形式をサポートし、他社製のプラグインも追加できる“コンポーネントダウンローダー”を搭載した。一方、QuickTime Streaming Server 3は、スキッププロテクション機能を搭載したストリーミング配信サーバーソフト。ウェブブラウザーを用いて、遠隔地からでもサーバー設定を行なえるという。また、Power Mac G4にインストールしたMac OS X Serverと組み合わせることにより、1度に3000以上のストリームを同時配信できるとしている。そのほか、同ソフトのオープンソース版として、FreeBSD/Linux/Solaris/Windows NT 4.0/2000に対応する『Darwin Streaming Server』を提供予定。

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