このページの本文へ

ミノルタと富士通がカラーレーザープリンターで合弁会社

2001年04月23日 23時49分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ミノルタ(株)と富士通(株)は23日、カラーレーザープリンターの開発を主体とした合弁会社の設立で合意したと発表した。新会社の名称は“エフ・アンド・エム・イメージング・テクノロジー株式会社”(F&M Imaging Technology Co.,Ltd.)で、今後増大が見込まれるビジネス用カラープリンターの需要に対応するために設立する。具体的には、両社の技術を基に、“タンデム方式”(※1)のカラープリンターを早期に開発し、両社それぞれのルートで販売する。2002年春には本格的な市場参入を目指すとしている。

※1 タンデム方式 1列に並んだ4色のドラムにより1回のプロセスで4色を連続して転写する印刷方式。4色(CMYK)に分解した画像を1色ずつ4回のプロセスで印刷するカラープリンターに比べ、3倍以上の高速化が可能で、モノクロプリンターと同じ速さでプリントできるようになるという。その反面、装置の大型化や色ずれなどの問題も発生しやすくなるという。

新会社の資本金は4億円で、出資比率はミノルタが60%、富士通が40%。5月16日に設立を予定しており、営業開始は6月1日を予定。社長には、ミノルタの取締役でミノルタインダストリーズ(HK)リミテッド社長の瓜生紀雄氏が就任する。本社は港区高輪に置く予定。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン