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EMC、2001年第1四半期は3億9900万ドルの黒字――“ストレージ”という単語を『広辞苑』に

2001年04月23日 21時01分更新

文● 編集部 中西祥智

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ネットワーク情報ストレージは前年同期比158%増

大容量ストレージメーカーのイーエムシー ジャパン(株)は23日、親会社である米EMC社(EMC Corporation)の2001年第1四半期(2001年1~3月)の決算を発表した。それによると、売り上げは23億4000万ドル(約2854億8000万円)で前年同期比29%増、純利益は3億9900万ドル(約486億7800万円)で同20%増、1株あたりの利益は18セント(約22円)で同20%増となった。

総売り上げの97%を占める主力の情報ストレージ部門の売り上げは、22億6000万ドル(2757億2000万円)で前年同期比37%増。その中でも、SAN(Storage Area Network)やNAS(Network Attached Strage)などを扱うネットワーク情報ストレージ部門が、前年同期比158%増の8億3300万ドル(1016億2600万円)、情報ストレージ・ソフトウェア部門が同73%増の4億6800万ドル(570億9600万円)と、大きな伸びを示している。

また、アジア・太平洋地域の売り上げは前年同期比104%増で、4期連続で前年同期に対して3ケタ台の成長率となっている。

EMCジャパン北アジアマーケティング本部統括本部長の山元賢治氏は「昨年度の第4四半期頃より、戦略の転換を図ってきた。これまでは大規模なストレージが中心だったが、ミッドレンジのSANやNAS向けの製品にも力を入れるようになった」ことが、ネットワーク情報ストレージ部門の大きな伸びにつながったとしている。

EMCジャパン北アジアマーケティング本部統括本部長 山元賢治氏EMCジャパン北アジアマーケティング本部統括本部長 山元賢治氏

そして「アジア・南米地域などの重要性が増している。今後はアメリカ発ではなく、それぞれの地域・リージョン独自のものを提供する。2バイトコードを最初からサポートするなど、アジア・日本独自の戦略を展開していく」としている。

大規模なブランド・キャンペーンを実施

同社は同日、日本円にして数十億円規模のブランド認知度向上キャンペーンを世界規模で実施することも、あわせて発表した。

同社のCMのシンボル“Orb”
同社のCMのシンボル“Orb”。情報を中心とし、ビジネスを表す複数のモニターから成る球体だという。発表されたCMは2本。以前公開された映画のように、隕石によって危機にさらされた人々の上に、救いの神のように(見方によっては、破壊の悪魔のように)巨大な“Orb”が現れるものなど

情報を中心とし、ビジネスを表わす複数のモニターが表面に張り付いた球体“Orb”をシンボルとするテレビCMを、5月7日より5週連続で放送する。時間帯は、ターゲットとするビジネスマンが在宅している、平日早朝と深夜、土日全日で、関東を中心にスポット放映するという。また、ゴルフの大会やF1チームのスポンサー活動も行なう。

山元氏は「“ストレージ”も“EMC”も、一般の人々にはまだまだ認知度が低い。ストレージとは単なるハードディスクではなく、その応用技術や高度な利用技術なども含めたものであることを、多くの人々に知ってもらいたい。EMCにはリーダーシップを発揮する責任があり、ストレージという単語を広辞苑に載せられるくらい、広めていきたい」との意気込みを語った。

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