ニイウス(株)は20日、日本アイ・ビー・エム(株)のオープン・ストレージ・システム『エンタープライズ・ストレージ・サーバー(ESS)』を中核とする、異機種間のSAN(Strage Area Network)相互接続環境下でのさまざまなテストやベンチマーク、デモンストレーションを行なう“NIWS SAN/ESSオープンシステム・センター”を開設すると発表した。25日にサービスを開始する。
ニイウスは日本IBMと(株)野村総合研究所の合弁企業で、主に金融機関などにさまざまなシステムを提供しているソリューション・プロバイダー。
『ESS』は、ハードディスクや磁気テープといった記憶装置を、各種UNIX・Windows NT/2000サーバーなど、プラットフォームを問わず接続し、データの共有・一元管理を行なう。
“NIWS SAN/ESSオープンシステム・センター”では、『ESS』とさまざまなサーバー機種(Solaris、AIX、HP-UX、Windows NT/2000、OS/390、NUMA-Q、IRIXなど)をSANによって相互接続し、SANのデモや異機種システムの相互接続、ベンチマークテストなどを行なう。そのほかに、各種サーバーと『ESS』の相互接続の検証、野村総研のEAI(Enterprise Application Integration)ミドルウェア『Object 3Tier Infoworks(O3W)』、日立ソフトウェアエンジニアリング(株)の“Sunクラスタ支援ツール群”、そのほかのOLTP(オンライントランザクション処理)ソフトなど、各種ミドルウェアとの連携検証やベンチマークテストを行なうという。