このページの本文へ

Pentium 4-1.7GHzは23日に登場?! そして29日には大幅価格改定?!

2001年04月20日 22時01分更新

文● 佐々山薫郁

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
Pentium 4-1.7GHz ES品
あるショップに入荷していたPentium 4-1.7GHzのエンジニアリングサンプル。“1.7G”の表記が見える。なお、刻印の一部はぼかしてある

 Pentium 4-1.7GHzは23日(月)に登場し、そして29日(日)にはIntelによる大幅なプライスカットが行われる――。こんな噂が、アキバのショップ中に流れている。Pentium 4-1.7GHzのリテールボックスはPC800 RDRAM 128MB×2同梱版、PC800 RDRAM 64MB×2同梱版、そしてメモリを同梱しないパッケージの合計3種類が来週月曜日に登場するというものだ。すでにPC800 RDRAM 128MB×2同梱版の予価を10万円程度として入荷告知を行っているショップがあるほか、23日には間違いなく入荷すると断言するショップも少なくない。

 さらに気になるのは29日に予定されていると言われる大幅なプライスカット。このプライスカットにより、Pentium 4-1.7GHzの価格は4万円台になるという。また、PC800 RDRAM 64MB×2同梱版は6万円台に、PC800 RDRAM 128MB×2同梱版は7万円台になると目されている。自作PCユーザーの平均的なメモリ搭載量を256MBと仮定した場合、2万5000円程度にまで実売価格の下がってきているi850チップセット搭載マザーボードと組み合わせると、合計で10万円もあれば史上最速クロックPCの骨格を組み上げられるというわけだ。ようやく現実的な価格になってきたと言えるだろう。

 たしかにIntelから正式な発表があったわけではない。しかし、インテル(日本法人)のテレビCFや雑誌/新聞広告が4月からいっせいにPentium 4を売り込むものに変わり、また同時に、アキバでも多くのショップでPentium 4搭載PCのデモが始まっているのは実に示唆的だ。
 なお、この噂に対するショップの反応はまちまち。i850チップセット搭載マザーボードの確保に動き出すショップが一部にある一方で、Pentium 4のブレイクは5月末に登場とこれまた噂されるPentium 4-2GHzが登場してからと判断し、静観を決め込むショップもある。ゴールデンウィークは、Pentium 4に対する各ショップの対応の違いがはっきりと見えてくるだろう。明暗が分かれるかもしれない。



カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ