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シャープ、高感度タイプの小型CMOSカメラモジュールを発売

2001年04月19日 22時57分更新

文● 編集部

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シャープ(株)は19日、ろうそく程度の明るさの中でも撮影可能なモバイル向けのCMOSカメラモジュールを開発したと発表した。8bitデジタルYUVパラレル出力の『LZ0P3908』と、16bitバスインターフェースの『LZ0P390E』の2品種で、6月にサンプル出荷を開始し、10月に量産出荷を開始する。サンプル価格は5000円。

1パッケージCMOSカメラモジュール1パッケージCMOSカメラモジュール

新開発のカメラモジュールは、CMOSセンサー部の最適化設計と信号処理部の低ノイズ化により、最低被写体照度を5ルクスとしたほか、焦点距離2mm/F2.8の光学レンズ、1/7型11万画素CMOSセンサー、DSPを一体化して小型化を図ったもの(容積比で1/3)。パッケージはレンズ一体型36ピンLCC(Leadless Chip Carrier)で、サイズは、幅11×奥行11×高さ5mm。動作電圧は2.8Vで、消費電力は従来より30%少ない45mW(毎秒15フレーム撮影時)。

同社では、携帯電話/PHS、PDAなどのモバイル機器や玩具などへの利用を見込んでおり、量産時には2品種合わせて月産100万個規模で生産を行なう。

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