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日本HP、ホスティングサーバーとSSLアクセラレーターを発表

2001年04月18日 22時58分更新

文● 編集部

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日本ヒューレット・パッカード(株)は18日、ウェブホスティングに特化したアプライアンスサーバー『hp web hosting server appliance』と、SSL処理能力を向上させるサーバーアクセラレーター『hp e-commerce server accelerator』として2シリーズ4モデルを発表した。5月1日に受注を開始し、5月中旬に出荷を開始する。

『hp web hosting server appliance』
『hp web hosting server appliance』

『hp web hosting server appliance(ウェブ・ホスティング・サーバ・アプライアンス)』は、ラックマウントタイプ(1Uサイズ)のサーバーで、Red Hat Linuxベースの専用OSに、ウェブサーバーソフトの『Apache』とメールサーバーソフトの『Sendmail』を搭載する。初期設定に関する基本的なサービスを工場でプリセットして出荷するため、設定が容易になっているという。インターフェースは10/100Mbps×2。本体のサイズは幅428×奥行き585×高さ44.5mmで、重量は14.5kg。

スタンダードモデル『hp web hosting server appliance sa1100』とパフォーマンスモデル『hp web hosting server appliance sa1120』の2モデルを用意する。sa1100は、Celeron-533MHz、10GB HDD(IDE)、128MBメモリーを搭載し、価格は19万9000円。sa1120は、Pentium III-750MHz、9GB HDD(SCSI)、256MBメモリーを搭載し、価格は33万9000円。

『hp e-commerce server accelerator』
『hp e-commerce server accelerator』

『hp e-commerce server accelerator(イーコマース・サーバ・アクセラレータ)』は、広く利用されている各種のウェブサーバーソフトと、UNIX系OSとWindows NTをサポートしたアクセラレーター。SSLをハードウェアで処理することで、ソフトウェア処理に比べて最大25倍の600SSL/秒の処理が可能。また、処理能力を超えたSSLトラフィックは処理せずに、カスケード接続されている同様のアクセラレーターに引き渡すように設定してあるという。RSA/RC2/3DESなど主要なセキュリティーアルゴリズムに対応。システム管理はコマンドインターフェースで行なう。外部とのインターフェースは、10/100Mbps×2とTTYシリアル×2。

『hp e-commerce server accelerator sa7100』はスタンダードモデルで、本体サイズは幅424×奥行き413×高さ44.5mmで、重量は3.6kg。『hp e-commerce server accelerator sa7120』はパフォーマンスモデルで、対応セキュリティーアルゴリズムを増やし、電源電圧のマージンを大きくとった製品。本体サイズは幅424×奥行き470×高さ44.5mmで、重量は4.5kg。価格はsa7100が155万円で、sa7120が340万円。

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