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ワコム、ペンタブレットデバイスの新製品を発表

2001年04月18日 17時46分更新

文● 編集部

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(株)ワコムは18日、PDAやWebPad、TabletPCに対応した組み込み用のタブレットデバイスを発表した。6月にサンプル出荷を開始し、秋に量産出荷の予定。

新開発のタブレットデバイスとコントロールIC
新開発のタブレットデバイスとコントロールIC

新開発のタブレットデバイスは、同社が特許を持つペンタブレット技術を利用したOEM向け製品。電磁誘導方式のコードレス/電池レスで筆圧検知機能を持つペンを利用するため、液晶パネルなどの表示デバイスの裏側に実装でき、タッチパネルなどと違って表示品質を損なうことがないのが特徴。併せて、消費電力が従来の約3分の1で、コストを約40%下げたコントロール用IC『W8001』(161ピンFPBGA)を開発した。センサー基板のサイズは4~15インチまで対応。ペンはサイドスイッチ機能付きで直径が5.5mmのスリムタイプ。

なお、同社の製品は、ソニー(株)の『VAIO LX』シリーズなどにも搭載されている。

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