日本ビクター(株)は17日、ポケットサイズのカード型CD-R“POCKET CARD(ポケットカード)”を5月1日に発売すると発表した。容量は50MB。価格はオープン。併せて、専用アダプターやラベル作成キットなどを5月下旬に発売する。
| 『CD-R50』(左)と10枚パック『10CD-R50MIX』(右) |
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“POCKET CARD”(左)とCD-ROMドライブに装着したところ(右) |
“POCKET CARD”は、同社の所有するCD-Rの基本特許を基に独自に開発した製品。50MBの容量を持ち、主要なCD-ROMドライブで読み取りが可能(※1)。カードのサイズは、61×86mmで、厚さ1.2mm。重さは7g。フタロシアニン色素の採用や、高精度スタンパーによる成形などにより、保存性を高め、安定した記録再生を可能にしたという。
※1 縦置き型のドライブでは専用アダプター『CD-RPCAD』が必要。また、一部のスロットインタイプやキャディータイプのドライブには対応していない。
ラインアップは、無色透明の『CD-R50』と、カラーの半透明タイプ10枚(赤/黄/緑/青/紫を各2枚)をパックにした『10CD-R50MIX』の2種類。そのほか、ポケットカード専用アダプター『CD-RPCAD』、ポケットカードラベリングキット『CD-RLBK』、ポケットカードラベルシール(80枚)『PF-SF10PC』を発売する。ラベリングキット『CD-RLBK』には、ラベル貼り付け用器具(ラベラー)、ラベル(24枚分)、印刷サポートソフト、ポケットカード(5枚)、ポケットカードアダプターが含まれる。
| ポケットカード専用アダプター『CD-RPCAD』 |
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| ポケットカードラベリングキット『CD-RLBK』 |
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