東日本電信電話(株)と西日本電信電話(株)は17日、2000年5月に試験サービスを開始した“加入者収容モジュールでの接続サービス(試験サービス)”の名称を“ISDN接続サービス”に変更し、本格提供すると発表した。同日付けで総務大臣に料金の届け出を行ない、5月1日にサービスを開始する予定。
“ISDN接続サービス”は、NTT収容ビル内の加入者収容モジュールまでの接続サービス(※1)。
※1 “フレッツ・ISDN”では地域IP網までの接続料金を含むが、“ISDN接続サービス”では加入者収容モジュールまでとなり、そこからISP網への接続料金はISPの料金となる。提供回線は、“INSネット64”、INSネット64・ライト”、“INSネット1500”。契約単位は回線単位(1Bch)で、64kbpsの通信モードとなる。月額利用料は2500円(定額)。工事費は、基本工事費が1工事ごとに1000円、交換機等工事費が1Bchごとに1000円。そのほか別途ISPの利用料金が必要。提供エリアは全国(具体的な提供エリアはISPとの協議で決定)。申込みは、原則として、ISP経由での申込みとなり、“116”での受け付けは行なわない。