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三菱電機、低消費電力の反射型TFTカラー液晶ディスプレーを開発

2001年04月17日 17時17分更新

文● 編集部

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三菱電機(株)は17日、カラー動画対応の携帯電話や携帯情報機器向けの反射型小型液晶ディスプレーを開発したと発表した。

開発した反射型TFTカラー液晶ディスプレー
開発した反射型TFTカラー液晶ディスプレー

独自の半導体技術を応用した“Memory Embedded LCD”方式により多ビットDRAMを画素内に搭載し、画像データを記憶させることで静止画表示の際の低消費電力化(4mW動作)を図ったのが特徴。低温ポリシリコンTFT技術を利用して駆動回路をガラス基板上に形成したことで狭額縁の左右対象型とした。画面サイズは2.15型(対角5.4cm)で、解像度は132×162ドット。コントラストは30:1。反射率は50%。応答時間は30mS。静止画表示(省電力モード)は、多ビットDRAM(RGB各4ビット)に記録できる4096色を低消費電力で表示できる。動画表示(通常モード)では6万5000色以上の表示が可能となる。

同社では、2002年の量産化を目指すとしている。

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