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FMV-611GSL7eなど

FMV-611GSL7eなど

2001年04月16日 19時14分更新

文● 行正

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 富士通(株)は、企業向けデスクトップパソコンFMVシリーズの新機種として、PentiumIII-1.13Ghzを搭載したスリムタワーPC「FMV-611GSL7e」など、全12機種を発表、4月中旬から順次発売する。

企業向けPCとしては初のPentiumIII-1.13GHz搭載モデルとなる「FMV-611GSL7e」。

 今回発表となった製品は、スリムタワーPCの「SLシリーズ」5モデルと、コンパクトデスクトップPCの「CLシリーズ」4モデル、液晶デスクトップPCの「CXシリーズ」2モデル、マイクロタワーPC「MLシリーズ」1モデルの全12機種。IDE-RAIDの採用によるミラーリング機能の標準搭載や、HDDを取り外して別のPCに搭載しても中を読むことができないHDDパスワード機能の装備、スマートカードによる個人認証機能の対応(オプション)など、セキュリティ機能が強化しているのが特徴(一部対応していない機種あり)。また、いずれのモデルも100BASE-TXネットワークアダプタを標準で内蔵するほか、SL/CL/CXではフロントパネルのカラー変更が可能なカスタムメイドが可能となった。



SLシリーズとCLシリーズはフロントパネルのカラーリングをカスタム可能。

 SLシリーズの上位モデルとなる「FMV-611GSL7e」「FMV-610GSL7e」は、CPUにPentiumIII-1.13GHz/1BGHzを搭載、i820チップセットを採用する。主なシステム構成は、64/128MBメモリ、30GB/40GB×2 HDD、ATI RAGE 128Ultra 4XL(VRAM 8MB)、40倍速CD-ROMドライブなど。価格は25万~42万8000円。
 SLシリーズの下位モデルにあたる「FMV-610GSL7」「FMV-6866SL7」「FMV-6766SL7c」は、CPUにPentiumIII-1BGHz/866MHz、Celeron-766MHzを搭載、チップセットにi815Eを採用する。主な仕様は、64MBメモリ、30GB HDD、40倍速CD-ROMドライブなど。価格は14万8000円から22万8000円。

 CLシリーズの新モデル「FMV-610GCL7」「FMV-6866CL7」「FMV-6766CL7c」は、CPUにPentiumIII-1BGHz/866MHz、Celeron-866MHzを搭載、チップセットにi815Eを採用する。主な構成は、64MBメモリ、30GB HDD、最大24倍速CD-ROMドライブなど。価格は14万8000円から22万8000円。
 CLシリーズのローエンドモデルにあたる「FMV-6750CL7s」は、CPUにDuron-750MHzを搭載、チップセットにVIA ProSavage KL133を採用。ほかのCLシリーズと同様のシステム構成で、価格は12万8000円。



15インチ液晶一体型の「CLシリーズ」

 CXシリーズの新モデル「FMV-6866CX7」「FMV-6766CX7c」は、CPUにPentiumIII-866MHz、Celeron-766MHzを搭載、チップセットにi815Eを採用し、本体は1024×768ドット表示の15型液晶ディスプレイを一体化している。64MBメモリ、20.4GB HDD、24倍速CD-ROMドライブなどを内蔵し、価格は29万8000円/31万8000円。



ミドルタワーの「FMV-6766ML7c」もフロントパネルのカラーリングをカスタムすることができる。

 「FMV-6766ML7c」は、ミドルタワー型筐体に5ベイ/4スロット(空き2ベイ/3スロット)の拡張性を持つ。CPUにCeleron-766MHzを搭載、チップセットにi815Eを採用する。64MBメモリ、20.4GB HDD、最大40倍速CD-ROMドライブなどを搭載し、価格は11万2000円。

富士通(株)
問い合わせ先 富士通パーソナル 0120-950-222



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