このページの本文へ

Soltek製のKT266マザー「SL-75DRV」が一部ショップで販売開始

2001年04月14日 23時55分更新

文● KAZ’

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
マザー

 先月末に登場したMSI「K7T266 Pro」(型番:MS-6380)に続いて“VIA Apollo KT266”チップセット搭載マザーボードがSOLTEKより発売された。製品名は「SL-75DRV」。チップセットはノースブリッジに“VT8366”、サウスブリッジに“VT8233”を搭載している。なお、現時点でSOLTEKのサイトに本製品の情報はみあたらない。



ディップスイッチ
CPU倍率とコア電圧は、CPUソケット脇のDIPスイッチで設定が可能

 FSBは200/266MHzに対応、オーバクロック機能も充実している。少なくとも同梱されていたマニュアルから判断すれば、FSB/倍率/コア電圧を操作できるDIPスイッチが実装されており、倍率は最大12.5倍まで設定可能だ(ただしCPUのL1がクローズしている必要がある)。コア電圧は最大1.85Vまで0.025Vステップとなっている。なお、AGP Proスロット脇のDIPスイッチでFSB設定クロックを手動設定できることが予想されるが、BIOSからのアプローチや選択できる周波数は不明(未確認ながら最高200MHzまで設定可能という噂もある)。また、DDRメモリー電圧の操作については、FDDソケット脇にそれらしきジャンパーの存在があるものの、その詳細は定かではない。



マニュアr

 拡張スロットはAGP Pro×1、PCI×5、CNR×1で、DDR SDRAM専用のDIMMスロットは3本。
 また、オンボードでAC'97デジタルオーディオコントローラーを搭載。なお、マザーボード上のUSB2、USB3ポートの並びに“SCR1”の記述があり、Smart Card Readerの略だと思われるが詳細は不明。



ポップ

 このマザーボードで好感が持てるところは、マザーの端に配置されたATX電源コネクターで、これなら電源コードがCPUクーラーの機能を妨げる心配がない。それとCPUクーラーの装着スペースも、ほぼ十分だろう。さらに“VIA Apollo KT266”チップセット搭載マザーボードの実売価格が2万を切っている点も評価に値する。
 一方、気になった点は、IDEコネクタ脇の空きスペースで、もう一つフラッシュROMを実装できそうな雰囲気だ。他社が採用している2重BIOSのような機能なら歓迎したい。



【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ