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独インフィニオン、3Dグラフィックス向け128MbitDDRメモリーを発表

2001年04月13日 16時05分更新

文● 編集部

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インフィニオンテクノロジーズジャパン(株)の報道資料によると、独インフィニオンテクノロジーズ社は11日(現地時間)、3Dグラフィックスアクセラレーター向けの新製品として、128MbitDDR(Double Data Rate) SGRAM(同期グラフィックスRAM)を発表した。

128MbitDDR SGRAM128MbitDDR SGRAM

同製品は、128Mbit容量(4×32bit構成)のグラフィックスメモリー。最大300MHzのクロック周波数に対応するJEDEC標準のボールグリッドアレイ(BGA)パッケージを採用したため、従来のパッケージ(TSOP/TQFP)で発生した帯域上の障害を解消できるという。また、BGAパッケージのサーマルボール(16個)により熱特性が向上したため、グラフィックスカード上のメモリー用冷却体が不要になったとしている。さらに、インピーダンス整合された1.8VのDDRインターフェースを採用し、2.5Vの標準方式と比べ、消費電力の低減を図っている。同社は、従来の製品と比較して、帯域幅の向上/実装面積の削減/消費電力の低減などの利点があるため、グラフィックスメモリーのほか、ルーティングやキャッシングなどのネットワーク向けの用途も見込んでいる。1000個ロット時のサンプル価格は、33ドル(約4092円)。今年の後半に、量産を開始する予定。

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