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コンパック、機能拡張できるWindows CE 3.0搭載PDAを発表

2001年04月11日 13時08分更新

文● 編集部 今井睦俊

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コンパックコンピュータ(株)は11日、Windows Powered Pocket PC(Windows CE 3.0)を搭載したPDA『Compaq iPAQ Pocket PC H3630』を発表した。価格は5万9800円で、4月中旬に販売を開始する。

『Compaq iPAQ Pocket PC H3630』『Compaq iPAQ Pocket PC H3630』

同製品は、OSにマイクロソフト製のWindows Powered Pocket PC、CPUにインテル製のStrongARM-206MHz(32bit RISCプロセッサー)を採用し、32MBのメモリー(SDRAM)、32MBのROM(フラッシュメモリー)、タッチスクリーン仕様の反射型TFT液晶ディスプレー(240×320ドット4096色表示)を搭載したPDA。液晶ディスプレーの輝度は、本体上面の輝度センサーと5段階のフロントライトにより、自動的に調整可能。また、全タスクの終了や本体の機能テストを行なえる“Qユーティリティ”、メニューのカスタマイズやアプリケーションの切替えが可能な“Qメニュー”、カテゴリー別にアプリケーションを分類できる“Qスタート”などの機能を装備する。

“Qメニュー”“Qメニュー”
“Qスタート”“Qスタート”

さらに、本体に装着可能な“ジャケット”を取り替えることで、PCカードスロット/CFスロット/GPS/Bluetooth/デジタルカメラなど、さまざまな機能に対応するとしている。現時点で発表されているジャケットには、PCカード/フラッシュメモリー/モデム/モバイルデータ通信(PHS/PDC)の専用機能を搭載したものがある。そのほか、USB端子を装備し、付属の『USBクレードル』に接続すれば、パソコンとデータ交換できるという。バッテリーは、最大12時間駆動のリチウムポリマー充電池。

クレードルに接続クレードルに接続した『Compaq iPAQ Pocket PC H3630』

本体サイズは幅83.5×奥行き15.9×高さ130mm、本体重量は約180g。アプリケーションソフトとして、パケットビデオ製のMPEG-4再生ソフト『PVPlayer v2.0』、Beatnik製の音楽再生ソフト『Beatnik Player for Pocket PC』、アクセス製のウェブブラウザー『NetFront v2.6』などをバンドルする。

『PVPlayer v2.0』の画面『PVPlayer v2.0』
『Beatnik Player for Pocket PC』の画面『Beatnik Player for Pocket PC』
『NetFront v2.6』の画面『NetFront v2.6』

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