このページの本文へ

サイトロックと日本IBM、ECサイトの24時間リモート監視サービスで協業

2001年04月09日 18時37分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

サイトロック(株)と日本アイ・ビー・エム(株)は9日、EC(電子商取引)サイトの運用管理サービスに関して協業すると発表した。

サイトロックは米siteROCK社の日本法人で、eビジネスシステムの運用を支援する企業。24時間365日、企業ユーザーのシステムを遠隔監視する“サイト マネジメント サービス”を、今年から日本でも提供している。同 サービスは、ユーザーサイトからリモートで収集した各種データを分析し、トラブルが発生する前にシステムの異変を警告するもの。監視サービスに必要な測定基準の作成や障害復旧サービスも行なう。

今回の協業により、日本IBMは、同社の子会社で、パッケージソフトウェアを販売するエンサイクロソフト(株)を通して、11日から同サービスを販売する。

同サービスは、エンドユーザーからのアクセスに影響するシステム全体の可用性とパフォーマンスを監視・測定する『SiteCare』、サイト内部のシステムを、構成要素であるコンポーネントレベルで監視する『ComponentCare』、サイトを構成するコンポーネント内部のリソースやアプリケーションレベルにまでモニタリングの対象を拡張する『ProactiveCare』の3つのサービスプログラムを用意している。

日本IBMは、同社のeビジネスシステム構築用ソフトウェアパッケージ『WebSphere Commerce Suite』(ウェブスフィアコマーススイート)製品群を使用してECサイトを構築するユーザーを対象にこれらのプログラムメニューを販売する。今後は、サイトロックと共同で監視サービスを行なうことを検討していくという。

サービス利用料金は、SiteCareの初期導入費が50万円で、基本料金が月額60万円から、ComponentCareの初期導入費が110万円で、基本料金が月額90万円から、ProactiveCareの初期導入費が120万円で、基本料金が月額150万円からとなる。

なお、サイトロックはモバイル環境対応ECサイトの監視サービス“MobileCare”を2日に開始している。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン