アライドテレシス(株)は9日、不正アクセスから社内ネットワークを保護するためのセキュリティー機能として、パケットフィルタリングのほかに“ステートフル・インスペクション”型ファイヤーウォールを搭載したアクセスルーター『CentreCOM AR130/AR160』と、AR160用無停電電源装置『CentreCOM AR100UPS』の販売を10日に開始すると発表した。
『CentreCOM AR130/AR160』 |
『AR130』と『AR160』は、SOHO向けのIPルーター。ISDNダイヤルアップ接続のほか、“OCNエコノミー”や“ディジタル・アクセス/ディジタル・リーチ”などのエコノミー専用線で使用できる。ファイヤーウォール機能により、“フレッツ・ISDN”などの常時接続環境にも向いているという。AR160はアナログの電話やファックスとの共用も可能。無停電電源装置『AR100UPS』を使用すれば、停電時に自動的にバックアップ電源に切り替え、最大通話時間約50分/最大通信時間約60分の電源供給が可能となる。ルーティングプロトコルはTCP/IPのみ。両ルーターのサイズは幅251×奥行き151×高さ30mm(突起部を含まない)、重量は0.8kg。ケーブルはRS-232C用だけが付属する。AR130はBRI-S/T(2ポート)、10BASE-T(4ポート)を搭載し、価格は2万9800円。AR160は、BRI-U、BRI-S/T(2ポート)、10BASE-T(4ポート)、アナログ(2ポート)、DSUを搭載し、価格は3万9800円。AR100UPSは5700円。